だからなに。
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2004年04月06日(火) 春でしょ

目覚まし係から始まる今日。
9時半くらいに電話してみた。
さんざんコールして留守番につながった。
激しく寝てんなこりゃ、と思う。
少しおいてから、スヌーズ電話。
あ、今度は出た けど、まだ寝るでしょこの人。

んー あと30分寝たーい

じゃあ後でまた起こしてあげるね

そのままバスに乗ることにしたんだけど、
やばい。
寝起き声聞いただけでカラダが微妙に反応してるなぁ。
というか、電話も久しぶりなんだった。

駅に着いたらちょうどいい時間だったから
日向に出て、もういっちょ目覚まし。
あらら また留守番だよ。
切符がいくらか確認したりして、またかけた。

ぉお さっきより目が覚めてる声だ。

到着時間が見えたらメールでもちょうだい

はあーい

乗り換えの駅で時間調べてメールした。
今日も移動のお供は唯川恵の本「愛なんか」。

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さて何度目かのその駅に着いちゃった。
ここと、こないだの富士山の次の駅と、どっちがいいのかな。
電話してみよ。

あのね、着いたんだけどね、
どっちの駅がいいのかなぁ


そこだったらこないだスタバができたろ?

あ そうだったよね、いいにおいがする

んじゃそこで待ってなさい

あーい

外でたばこ吸ってからスターバックスに行って
すぐ来るって思っちゃってショートのソイモカを頼んで(豆乳バカ)
窓側の外向きに座る席で、怪しく微笑みながら本の続きを読んでた。
読んでる間、
本の内容を読み取ろうとする方と
先生どっちから来るかなぁっていう方と
頭ん中がふたつに割れてた。
読みながらにこにこがおさまらない。
そういえば朝からずっとにこにこしっぱなしだなぁ。

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確か、ずっと見ていようって、思ってなかった?
「どこ見てんだよーぅ」

抱きつきたい って、思ってなかった?
「あ また忘れた・・・」
「忘れた? できなかったんだろ(笑)」

クルマに乗ってる時、なんとなく、先生の腿を見ていたら
むちっとしていて
あーん むずむず、って
自分が思っているよりもきっとすごく抑えてる欲が
やたらと掻き立てられてしまったんだけど
んーだめだめ、って思って
知らん顔でまたにこにこしながら外を眺めてた。

「つねってみよ」
あたしの腿の真ん中あたりをちょっとつねる。
「あー! 痛いから痛いからっ  ・・・いたっ」

「こっちもつねってみよ」
あたしのファスナーのあたりをつねる。
「痛いんだよう」

信号で停まった間に
「あっそうだ(^-^)」
あたしの方にほっぺを寄せて「キス(^-^)♪」
そうくるとは思ってなかったなぁ。
あたしは横に座ったまま、首に手も回さないで、
ほっぺにチュッとキスをした。

ああいう時に頭が高速フル回転してくれたら
ぼやっとしてないで首にちゃんと手も回して
ほっぺじゃなくて、せめてくちびるの端っこにでもキスできるのに。
顔なんかこっち向けちゃうんだから。

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上野の韓国で、一緒にお昼食べた。
姉上の寿司に対抗して先生が「カルビクッパが食べたい!」
仲良くおててつないじゃって、どこにしようかしばらくうろうろして
先生がまだ入ったことがない小奇麗な感じのところに決定。
でもカルビクッパじゃなかったねぇ。

あたしは石焼ビビンバにしたんだけど
猫舌のくせにそんなあつあつなもの食べられないじゃないの。
猫舌は石焼を頼まないからどうやって食べるものなのか知らなくて
「たまごいらなぁい」とか言いながらとにかく混ぜ混ぜしてたら
たぶん見かねて先生が「そうじゃないでしょ」って
ぎゅうぎゅうやってくれた。
おぉ こうやるのね、ってずっとぎゅうぎゅうやってたら
「餅になっちゃうからもうやめなさいね」って言われて
フーフーしながらやっと食べ始めた。はふっ。

今日も先生は、自分が食べてるあさりのおかゆみたいなのを
ひと口分スプーンに乗せて分けてくれたのに
またあたしは分けてあげないでせっせと食べてた。
そしたら先生は自分で取って食べてみて
「これ入れたらどう?」ってコチュジャンを入れてくれた。
どうも今いっちょ味が少ないとは思ってたんだけど
出されたものをそのままで食べる人なもんで。
コチュジャン入れたらちゃんとした味になっちゃった。



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ええと、
明日もきっとまだ春です。


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