だからなに。
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2003年03月03日(月) |
「会いたい」のだがしかし |
さっき、ほんとに突然、「あ」って思い出したことがありました。 それは番長とまだ仲良くしていた頃のことで がんばって月に一度会えるか会えないか という感じでしたが、 そんなのわかってはいるけど、でも「会いたいなぁ」と思う。
会いたい、 言うのは簡単なことなんだけど、言ったところで会えるわけでもない。 だから言わなくていいや と、3日ぐらいずっと思ってました。 でも3日経ってから、やっぱり言ってみることにしました。
S 「あのねぇ、3日ぐらい前から思ってることがあるのですが、 言ってみたところでどうにかなるもんでもないので黙ってたんだけど」 番長「言いたいことは言っておかないと精神衛生上よくないと はげぢぢも言ってるので言ってごらんなさい」 S 「会いたいなぁと思ってさぁ」 番長「それはいつ、どんなタイミングかしら」 (以上、薄れた記憶から引用)
・・そうくるとは思ってなかったのです。 わたしはただ「会いたい」と思ってることを伝えたかっただけなのかどうか よく覚えていないのですが、 そんな「いつ」「どんな」なんてことは考えてなくて困りました。 「え 考えてメールでお知らせします・・・」 とか言うのが精一杯。 会いたいと思っていたのは事実、でも、いつ会いたいとまでは思ってなかった。 会いたいなぁと思ってる自分にうっとりしてただけかもしれないです。 または、 「そうだねぇ でも会えないでしょうよ」 とかいう答えでも期待していたのではないかと思います。
今になって、なんで降ってくるようにこんなことを思い出したのか 自分でも不思議なんですけどねぇ。 番長の本音であろう発言もいくつかあった頃だったと思います。 月に一度、会えるか会えないかじゃ、七夕みたいなもんだよ、 それをどんな気持ちで発したのかはわかりませんけど、 ものすんごく彼を好きになっていたわたしには、ちょっと刺さりました。 ごめんね会えなくてっ。 というか、あなたは何のためにわたしと会うの? 今湧いた疑問ですけど。 恋をしていると思っていたのはわたしだけだったんじゃないかと思います。 汁くんたちともチャットで遊んでいたので、よく「恋仲はいいねぇ」なんて 言われてましたけど、にやにやしてたのはきっとわたしだけだったことでしょう。
その「いつどんなタイミングで」っていうのは なんだか機械的な感じがして、それで「なんかやだなぁ」って 思ったような気がします。機械的、事務的。 好きになっちゃったほうは弱いのですなぁ。いちいち気持ちが揺れる。 言わないでいいやと思ったのに言っちゃった。 言っちゃったけどやっぱりどうもならなかった。 雨が降ったら天の川を渡れない織姫なんだもんねーだ。 年中雨だよ。けっ。
せっかく会えたのに、キスもしないで別れた日もありました。 往復120kmを、番長は2回だけしました。 一度は、わたしがクルマを降りる時に、涼しい笑顔で見送ろうとしてるので お別れのキスしてください・・ ってふり絞って言ったらしてくれました。 二度目は、そんなことも言えず、無駄に時間を過ごして 信号待ちのほんのちょっとの間に手の甲のほうでわたしのほっぺたをなでながら しかしほんとにすべすべだなぁ・・ それだけでした。
くちびるのやわらかさって、忘れちゃうものなのねぇ。 番長のくちびるがどんなだったか、もう覚えてないです。 声はなんとなく覚えてるんだけど。 いえ、覚えてなくてもいいんですけどね。
ま、そんな感じでした。 何がきっかけで「会いたい」の話を思い出したのかしらね。 変なのな。
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