‘AOHARU’ YOUTH 
2002年03月02日(土)

卒業式だっていうのに大寝坊。
駅に着いてから携帯も財布も家に忘れた事に気が付く。
友達は「最後までぇ」と笑ってくれた。

最後?これが最後??全く実感の無いままの卒業式。
あたし達がこの制服を着てこの学校に来る事はもうないのか?
明日も、制服着て、元気に学校に来れそうだ。
あ、明日は日曜か(笑)

式の間、6年前の入学式を思い出していた。
単純に若かったと思う。
誰も友達のいないこの学校に入るのは本当にいやだった。
しばらくするとたくさん友達ができて学校へ来るのも苦じゃなくなった。
それでも校則、勉強、先生、人間関係、JRの本数の少なさ…
色々「学校を辞めたい」と思わせる要因はたくさんあった。

今ではやめなくてよかったと思ってる。

6年間を何気なく一緒に過ごした人達は
いつの間にかあたしのかけがいの無い人達になっていた。
もしこの学校に来ていなかったら出会えなかった人達ばっかり。
いやなこともいっぱいあったんだろうけど、そんなことも今なら笑えるな。

思えば、馬鹿な事をたくさんした。
お互い傷つけた事もあった。
でもそういうのを含んで全部大事な人達。

校長の話は相変わらず長くて、また居眠りしたけど(笑)
送辞と答辞を聞いてめっちゃ泣いた。眼鏡汚れるくらい(笑)
泣いてるのはあたしだけだと思ったら周りも結構泣いてた。
で、ちょっと安心した。
「皆の気持ち一緒なんやな〜」って。

もう会えないわけじゃない。
でも今みたいに毎日会えるわけではない。
「寂しい」という感覚に現実味はない。
多分この寂しさは大学生になって一人暮らしを始めた時、
初めて現実味を持ったものになるのだろう。

何故か、あたしは6年前の誰も知り合いのいない教室で感じたのに似た感じの虚しさを感じてる。
これからそうなるから?
いや、また一人になることを恐れているのかも。
ずっと、一緒になんていられないから?

…本当にばーみぃーのアパート(京都)に住み着いて
大学(東京かどっか)に通うか(笑)←迷惑。 

謝恩会も終わって、16.5のライブを後ろから見た。
後ろから見るというのもちょっといい。
「今度、点五のライブが見れるのはいつなんだろう?」とか、考えていた。

…が、大半は普通の話に花を咲かせ、点五のライブはBGMと化していた。
(悪い、点五) 
でも、こういうバカっぽい終わり方の方があたし達にはあっているかもな。
変にセンチメンタルにならなくていい。
江戸時代じゃないんだからすぐ会える。
東京から名古屋まで2時間。
ってか、名古屋から松阪まで1時間半くらいかかるんだ。
あんまり変わらんじゃないか(笑)
そうなるとちょっと新幹線のあのべらぼーに高い乗車券と特急券がむかつく(笑)
ライブ後打ち上げは夢一文。至って普通。
普通に放課後食べに来て先生に見つからないか心配していた頃と変わりない。

最後まで「橘組」の話で盛り上がれてよかった。
(※なっちの小学校は桜組・橘組・菊組、あたしの小学校は松組・竹組・梅組)
ピチピチの20歳になっても、
家事に追われる40歳になっても、
ゲートボールが生きがいの70歳になっても、
みんなでこんな話できたらいいな…
でもゲートボールを生きがいにしたくないな(笑)
代わりにビリヤード?(玉が何となく似てるから) 

これからの事は不安な事のオンパレード…
炊事・洗濯・家事・育児(語呂だけで言ってる) 
でもみんながいてくれればちょっと立ち向かっていけそうな気がする。
離れていても、うちらなら大丈夫。距離がなんだ、友情が勝つさ。
遠距離恋愛みたいなもん?(笑) 
皆に会えて良かった☆ヨゼフに来てよかった☆
ヨゼフに来て出会えた友達、先輩や後輩、忘れちゃいけない通学途中の犬達…(先生も言わな!と思ったけどやめておこう、言ったら問題児41期生じゃなくなる…笑)本当に有難う★そしてこれからもよろしく☆

I love you(複数形)!
xxx←愛の押し付け。




SOUL FOUNDATION / イボンヌ