ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2006年07月09日(日) 美しいこと

「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた」(岡本太郎)

と、この日記を読んで考えることひとつ。
僕は岐路というか、いつ何時においても楽な道ばかりを選んできた。
自分がいかに動かずに、いかにエネルギーを消費せずに出来るか。
そしてそれがどれだけ想像内で円滑に進むか。
どんな仕草のひとつのにもそんなことが頭をよぎっていた。

ただ、近道を選んだはずが遠回りになり
結果、困難なほうの道ばかりを選んできた。
と言うのは虫が良すぎる話だろう。

頑張ったことなど、無い。
皆無だ。
そう思えばいままでしてきた失敗も帳消しに出来る。
そんなことを考え始めたのはいつのことだったろう。
幼少の頃かもしれない。

困難云々の話ではないけれど
右手で取れるものをわざと左手で取ったほうが
美しく色っぽく見えるという。
その美しさは瞬間だ。
瞬間を持続させるには美しさは要らない。



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