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2004年04月24日(土) 一撃〜塚本晃@下北沢CLUB QUE〜

新宿から小田急線に乗り換える時に
ばっと目の前に現れたのが小沢昭一(写真と同じジャケットだった!)。
一瞬「何でこんなところに居るんだ?」
と思ったけど、彼も普通に歩いていただけだった。
声を掛けようかと思ったけど、電車の中は満員だし。
「好きです!」とか「中年御三家よかったです!」
ってのもどこか白々しい。
…と、色々考えてるうちに、僕は下北で降りることになり
声も掛けられず、離れ離れになってしまった…。
嗚呼。

塚本晃@下北沢CLUB QUE。
一昨年の12月以来のライブ。
その17ヶ月間に何があったのかは
問うだけ野暮だと、唄い出した瞬間に感じた。
「キミノコエ」「ただひとつかわらないもの」「終わるまで始まり」
空白など微塵も感じさせない変わらぬ声。

このストロークに、この唄いまわしに
死ぬほど憧れた。
それまでの僕の人生を台無しにするほど
強烈な一撃だった。
彼の唄と出逢わなくとも、僕は唄い始めてはいたが
今まで唄い続けていたかどうかはわからない。

アンコールの最後に聴いた「UNNATURAL GROOVER 2」は
唄っていない時も唄っていたんだと思わせる
これからの響きだった。


真夜中、中井貴志(リニューアルおめでと!)とリハ。
人々が家路へ急ぐ頃、音を奏で始めるのも悪くない。
次から次へと出てくるアイディアは
夜の力を借りているだけではないはず。
終わってからマンガ喫茶で
藤子不二雄Aの『まんが道』をマン喫。
…のはずが1巻の途中で就寝。


■今日のこの1枚
ben watt『north marine drive』
しとしとと雨が降る夕方を思わせる。
いいねぇ。


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