ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

林矢子ニューアルバム『唄箱』発売中!特集ページはこちら


2004年03月15日(月) 夢心地〜ハナレグミ@NHKホール〜

実家の体重計は電池が切れただけだった。
ほっとしながら体重を量ったら
ぎょっとするほどの数値。
「やっぱり、壊れてるんじゃないの?」
と、思いたいくらいの新記録でした…嗚呼。

夕方からハナレグミ@NHKホール。ここは中年御三家以来。
あの時は申し訳ないくらい、一番前のど真ん中の席だったけど
今回は3階席でかなり遠い。それでも音と気持ちは充分に届いた。
「うららかSUN」から「MUSICA」までの全19曲。
思い余すことなく、楽しめたひと時。
サポートにオオヤユウスケ(G)、ミト(B)、原田郁子(key)、坂田学(Ds)、高田漣(SG)
と、いつもの面々なんだけど
このメンバーがただの寄せ集めじゃなく
同じ意志の元に集まった者だと深く実感した。
その者たちの声が重ねられた「音タイム」は
本当に忘れられない歌声になった。
曲が始まってから、微妙なところでの拍手に「おっ!?」と歌いなおしたり
会場の声援に「まだここに立ってることを信じちゃいないんだ」とか
本人と共に会場全体が夢心地でした。
帰り際、ロビーに竹中直人が来てた。
竹中直人の軽い時のしゃべり方がそっくりなんだよなぁ。

帰って来てからすぐギターを触れずにはいられなかった。
そして自然と歌いだす。
NHKアーカイブスの『紅い花』(つげ義春原作)を観る。
ゆっくりとした中にもきちんと伝わるものがある。
あせることなんてひとつもないんだ。
それは時代が変わっても同じ。

今日は小津の『浮草』を観る。
あの床屋の娘さんきれいだなぁ。
なんて女優さんだろ…?
ああ夢に出てこないかしら。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

日記圏 日記リンク


My追加