ぐっどないとみゅうじっく
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夕飯に蛸と帆立を食べてたら 何だか途中で、もうお腹いっぱいになってきた。 「そんな量じゃないんだけどな…」と思ったけど 両方とも噛むのにあごをかなり使うので 食べ疲れてしまったみたい。 「帆立をナメルなよぉ♪」と歌ってた 力也のことを少し思う。
村上春樹『神の子どもたちは皆踊る』読了。 書き下ろしの「蜂蜜パイ」という短編がよかった。 いや、村上春樹風に言えば「悪くない」。 彼の小説に出てくる登場人物は皆スマートで 最初から落ちぶれている人はなかなか居ない。 ただ、そういう人が抱えながら 見え隠れする欠落のことを少し思う。
親知らずがまた、うごめきはじめる。 ずっと奥歯にものが詰まったような感じが厭だ。 僕の物言いがそうでなければいいなと思う。 逢ったこともなければ、これから逢うこともない 奥歯さんのことを少し思う。
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