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もくじきのうつぎの日社会の窓

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2003年12月11日(木) たれながしの美学

 何かについて書こうと思う時、そのことについて僕は本当に知らないことが多すぎる。知ったところで、それについて書いてもとてつもなく説得力のない面白みのない文章になるだけだろう。そもそも説得力を持たそうなんてのが間違いで、そんなもの最初から持っているかどうかなんて怪しいもんだ。それよりか、自分と向き合って言えることだけを言えばいいと、最近切に思う。ただ、まとめようなんて思っちゃいない。どんどんどんどん、たれながしてゆく。

 イラクへの自衛隊派遣について考えるが、政府の言っていることがまるで理解できない。あまりにも途中の部分が抜けている。先制攻撃か否かの説明なんてかなり曖昧だ。先の総選挙で政権交代していたならば、自衛隊派兵はなかったのか?期待というより疑問。小泉が総理を続けたならば、こうなることを想定するとか大袈裟じゃなくて、もっと単純な考えで見えなかったのか。だからと言って「反対しなかったんだから」「自民党に入れたんだから」今更派遣に反対しても遅い、などとは思わない。決して、イラクが第一でなく、日米同盟が第一な発想が一般のイラクの人に届くかどうか…。

購入

■松本隆『サーカスの少年』(東京書籍)
■淡野史良『江戸あへあへ草紙』(河出文庫)

 ボブテイルでライブをやるたびに行く池ノ上の十二月文庫。中で店員とお客さんがおしゃべりしている内容がいつもちょっと知ってそうな話なんだけど、いきなり参加とかは出来ない小心者。今回は『木綿のハンカチーフ』っていい唄だねぇと。「それ作詞してるのこの人!!」の心の中で思いながら、松本隆の本をレジへ。

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