ぐっどないとみゅうじっく
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2003年10月26日(日) |
ハードディスクの中身の残りが少なくなるように僕らの恋も終わる |
快晴。澄み渡る秋空。しかし親知らずの所為か、頭が重くだるい。
小津安二郎監督の『一人息子』と『晩春』を立て続けに観る。小津作品のこの何気ない、何もない日常がたまらなく好き。沁みるってのはこういうのを言うんだなぁ。原節子もいい。笑っている時からちょっとムスっとした表情になる時なんか最高。あと仕草とか。女性のどこを好きになるかって、やっぱり仕草でしょう!その何気ない手の動きとか。そこには無意識の部分が出ているし、隠そうたってそうはいかない。でも、そこまで計算されて演技していたら…それはそれで好き。 見ながらそのままお昼寝。起きたら外が真っ暗だったので「やばい寝過ぎ!」と思ったけどまだ5時半。本当に陽が落ちるのが早い。ベッドから起き上がった瞬間に「ハードディスクの中身の残りが少なくなるように僕らの恋も終わる」と、詞とメロディーがいっぺんに降りてきた。なんのこっちゃ分からないけれど、そのまま曲作りに没頭。出来たのがこれ↓(こちらで曲聴けます1.26 MB)
ハードディスクの中身の残りが少なくなるように 世界は圧縮する ハードディスクの中身の残りが少なくなるように 僕らの恋も終わる
ああ 足りないのに ふえないのは もう要らないってことだろ?
泣きたいのに 泣けないのは 隣に誰も居ないから?
ハードディスクの中身の残りが少なくなるように 世界は圧縮する ハードディスクの中身の残りが少なくなるように 僕らの恋も終わる
自分の中ではあまり書かないタイプの詞。タイトル未定。2番の歌詞もまだ。あまり表立った活動をしていないので、こうやって曲を少しずつ聴いてもらうのもいいかな。 半分まで出来たところでお腹が空いたので、カレーを作ろうと思い棚を空けたらにんじんがこんなになってた…。急遽メニューをカレーピラフ(チャーハン?)に変更。なかなかの味に満足。ビールを一缶呑んだら、また頭が重くなってたので、『晩春』の続きを観て就寝…予定。
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