ぐっどないとみゅうじっく
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2003年09月07日(日) |
遠くからでも見える人 |
昨日の『白線流し 二十五歳』はいまいち。リアル過ぎて、意外性に欠けた。もうちょっとドラマがあってもよかったかな。昼間の『旅立ちの詩』の再放送の方がよかったな。しかし、回想シーンでブルマー姿が必ず出てくるのは何故!?
今日は夜から友部正人@横浜ThumbsUp。バックにロケットマツ(ピアノ、アコーディオン、おもちゃ)、武川雅寛(バイオリン、トランペット)、横澤龍太郎(パーカッション)。この編成がとてもいい!友部さんの曲のツボを抑えたアレンジがこの3人で充分表現できていた。時々、ロケットマツを見て「ニコッ」とする友部さんの姿も微笑ましい。『ロックンロール』『少年とライオン』『私の踊り子』『夜は言葉』がよかった。中でも『夜は言葉』の
夜はぼくじゃなく 夜は君じゃなく 夜は夜じゃなく 夜は言葉さ
という詞にはいつも感心してしまう。中盤、詩の朗読。この声で読まれるとなんでも響いてしまうのだけど、それ以上に詩の内容がすばらしい。「日本に消えないアメリカの匂い」という内容の詩がよかった。友部さんのライブはここぞというハイライトをあまり後半に持ってくるわけでもない。突如、前半にそれが訪れたりもする。その選曲の仕方がとてつもなく好き。 『こわれてしまった1日』の「遠くからでも見える人」のことを考える。見渡せばすぐにわかる。見えなくても聴こえる声。今日はそれだけを考えて家路についた。
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