ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2003年05月11日(日) ふかづめ

 夕べは唄箱日記でお馴染みのわい子ちゃんと池袋でごはん。土曜だからどの店も込んでいるだろうとは覚悟していたけど、なんとか2軒目入れた。わい子ちゃんとは今まで何度かちょこちょこっと話したことはあるのだけど、こうしてふたりだけで逢うのははじめて。僕は積極的に自分の話をする方じゃないし、正直不安なところもあったのだけど、実際話してみると考え過ぎだったみたい。それ以上にわい子ちゃんが話し上手で聞き上手だったので、本当に話していて楽しかった。
 で、何を話していたかって言うとほとんどが恋話。何かこういうの、久々だったなぁ。中学生の時、放課後部活サボって教室に残って女子と話しているような…そんな感じ(わっかるかなぁ〜?)。でも、恋愛の話をするとその人自身が一番見えてくる。何が好きで、何を求めているのかを。
 矢ちゃんがよく「わい子は博学だ!」と誉めているのを「全然そんなことないよ、矢ちゃんの方が…」と言うのだけど、僕からしてみればふたりとも博学で僕がいかにものを知らないかを知る。比べてはいけないくらい。どれだけ数を多く、深く本を読んでいると言うのとは別なこと。人間的なものではないかと思う。よくおしゃべりし、よく呑んだ濃い時間でした。ただ、ひとつだけ大事なことを言えなかった。次、逢った時にはちゃんと言えるだろう。


ふかづめしちゃったの
あなたを考えてたら
少しだけ痛いけど
それだけでしあわせ

ふかづめしちゃったの
あなたを考えてたら
少しだけ痛いと
あなたが言わないように

時が言の葉刻む部屋の
白熱灯のうす明かりの隅で
瞼あけたまま息絶える
食指だけがうごいたまま

ふかづめしちゃったの
あなたを考えてたら
だって つめがあるなんて
それだけ遠くなるでしょ

時が言の葉刻む部屋の
白熱灯のうす明かりの隅で
瞼開けたまま息絶える
食指だけがうごいたまま


 今日はこんな詞を書いていました。実はもう曲もあるの。と、言うわけで久方ぶりの新曲。
 さっきの地震(12日0時57分)はかなり大きかったなぁ。怖い。でも、まだまだ死ねないよ!こんな気持ちのまま死んでたまるか。


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