ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2003年02月11日(火) Life is a …

 一昨日、渋谷くん家でやきいも大会。家へお邪魔に行くのは3度目なのだけど、陸の孤島とは言え改めて敷地の広さに驚いた。以前住んでいた離れの家も趣のある建物でまるで旅館みたい。昼間は春のような暖かさだったのだけど、夕方から寒くなる。その中で七輪で焼いたカニ、ソーセージ、椎茸が何とも旨かった!何年ぶりかに食べたやきいもも、黄金色でホクホクしてこれまた旨かった。また、こういうのしたいな。渋谷くんホストお疲れ様。

 仕事なのだけど、朝早く起きたので『めまい〜Vertigo〜』(1958年アルフレッド・ヒッチコック)を観る。同僚の殉職をきっかけに高所恐怖症になり刑事を辞めたスコティは、不審な行動が多いという友人の妻マデリンの尾行を依頼される。次第に尾行を続けるうちに、お互い惹かれあうようになるが、マデリンはスコティのちょっと目を離した隙に教会の鐘楼から飛び下り自殺をしてしまう。スコティは高所恐怖症の為、上階まで行って彼女を引き止めることは出来なかったのだ。
 マデリンへの想いを引きずり、精神不安定にもなる中で、彼女に瓜二つの女性ジュディに出逢う。そして物語は二転三転する…。

 僕も実は高所恐怖症。以前に富士急ハイランド観覧車に乗った時は生きた心地がしなかった。地面から離れるにつれて恐怖度は増し、膝をぐっと掴んだまま身動きが取れなかった。逃げ出すにも逃げ出せず、本当にめまいしっぱなしの時間だった。この観覧車のゴンドラ32器のうちの2器が透明に変わる『スケルちゃん・スクムちゃん』にこの間、叶姉妹がにこの乗っていたが、僕にとっちゃ正に地獄。多分、カギが壊れて閉じ込められでもしたら、発狂してしまうだろう。
 …とか何とか言っちゃっても、ジェットコースターなどの絶叫マシーンは大好きでFUJIYAMAは続けて乗った。高さはあるけど景色はあっ言う間に変わっていくし、怖いけどスリルを楽しめる。

 ジェットコースターに乗った後はなんだか笑いが止まらなくて、腰も抜けちゃうけどそれでも楽しい。そんな日々を暮らして行きたい。生きていくことは、強制的に乗らされた死ぬまでジェットコースターに乗る続けるようなものだろう。何だか恥ずかしいくらいに在り来たりの表現だけど、そう思う。そこに安心があるはずはない。どっちにしたって観覧車は厭だもの。めまいは常に感じているから。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

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