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2002年11月11日(月) 南の島の星の砂

 今日はゆらゆら帝国@下北シェルター…はチケット取れなかったので、こっこへ逢いに渋谷パルコミュージアムウォールギャラリーへ。先月出版された絵本『南の島の星の砂』の原画展。今日はその最終日。入り口ではCoccoと文字を作った小さな貝殻が出迎えてくれた。もちろん本人は居ないのだが無料と言うこともあって、8時前に着いた時には階段に列が出来ているくらい沢山の人が観に来ていた。どの絵も黒の背景で、それに対をなすかのように鮮やかな何色もの色で人や魚や島が描かれている。どこか暗く寂しい感じは観終わった後でさえも続く。それが彼女の心の闇かどうかまでは分からない。絵本に描かれた何点かの他に『文藝2002年冬季号』の表紙にもなった女性の絵(自画像?)の大きな絵が印象的だった。

 その他にも長蛇の列が出来ていて、その先頭にはこっこが直筆で描いた絵や文字の本が2冊あった。それを観るために30分ほど並ぶ。絵本の原画とは違い、いたずら書きのようなものだったが彼女の最近がちょっとだけ垣間見れた気がした。小さい魚がたくさん出てくるものを観て『スイミー』を思い出した。絵本や童謡が持つ、郷愁にも似たあの懐かしい暗闇の匂いは一体何なのだろう。
 こっこが沖縄で息をし、笑って過ごしているのが充分分かった。それでも唄わずに居られなくなったら、また帰っておいで。それまで待ってるよ。

 荒牧さん(現在サーバー不良のためリンク不能)に貸してもらった『百鬼夜行沙』(今市子著)が面白い。でも、3〜5巻が抜けているので、6巻でいきなり知らないキャラクターが出てきて参った。ストーリーが分からなくなるほどではないのだけど…。

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