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もくじきのうつぎの日社会の窓

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2002年10月31日(木) バンドのメンバーとは

 夜から加入したギタリストの高橋将司くんと逢う。今週はスタジオが取れなかったので、我が家で練習。その前に松屋で腹ごしらえ。マーボーナス丼を食べたのだけど、食券を買う時に大盛のボタンが見つからなくて困った。
 食後、早速家に来て、曲のコードやリフの細かいところを教えたり確かめ合ったりする。スタジオ以外の時間でこう言うのがあると、僕も細かく言い易いし、相手もどう思っていたかも分かる。スタジオで音を鳴らすだけがバンドはなく、実は音を鳴らしていない時の方が重要だったりもする。
 練習もひと段落終え、将司くんが僕の部屋のCDを物色してて目にとまったのがSION。以外や以外、実は彼はファンクラブに入っているほど好きらしい。『かなりやとわたし』とはっぴいえんどの『ゆでめん』『風街ろまん』を貸す。気に入るといいな。
 僕は家に人を呼ぶのがそれほど好きじゃない。仲が良い友達でも予定外に来られると、ちょっと困ったりもする。それでも将司くんは家に呼んでも厭な感じは全くしなかった。理由は分からないが、それはすごくいいこと。

 バンドのメンバーは友達のようで友達ではない。親しくなれば家族のようでもあるが家族ではない。甲本ヒロトはブルーハーツ時代に「メンバーはツール(道具)でもあるから」と話していたが、そう割りきれもしない。恋人のような愛人のような、それでも変な仲間意識でベタベタしたくはない。何にしろ、ひとつの方向へ向かう同士でありたいと僕は思う。

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