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2002年10月23日(水) バカ姉弟

 昨日の帰り、『バカ姉弟 1』安達哲(講談社)を購入。週間ヤングマガジンに隔週で連載のマンガ。前々から欲しかったのだけど何処の本屋でも見掛けず、かと言って注文もなぁ〜と思っていたので(「バカ姉弟を注文したいんですけど」…と言うのがちょっと恥ずかしい)ちょうど良かった。家に着いて巻末を見たら、すでに3版発行となっていたので驚き。
 ほぼ毎日母親不在で過ごす推定3歳児のおねいと弟(共に名前不明)の日常を描かれている。周りの町の人には「よっ、バカ姉弟」と気安く声をかけられるのだが、どちらかというと姉弟の方がまともだ。穢れている者には心を決して開かない。そして、何と言ってもおねいが強運の持ち主で、神社のおみくじの景品で「金の亀」を引いたことから縁起がいいとされ、おでこを触るとご利益があるとされてしまう。

 読み終えて「子供って本来こうやって悪戯っ子のような顔をして、ぴょんぴょん飛び跳ねて良いんだよなぁ」と思った。このバカ姉弟ほどピュアでないにせよ、もっと自由奔放で良かったんだよと、幼き自分に言ってあげたい。僕は何処か子供のくせに老け込んでいた気がする。その反動が今になって出て来てしまうそうだ。でも、周りの大人から見れば何処にでもいるひとりの子供だったんだろうなぁ。

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