ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

林矢子ニューアルバム『唄箱』発売中!特集ページはこちら


2002年10月03日(木) 『メトロポリス』を観る

 昨日は夕飯を食べながら『陰陽師』を観る。キャストは豪華陣、しかし20分くらいでもう観ていられなくなったので、以前に借りていた『メトロポリス』(原作:手塚治虫、監督:りんたろう、脚本:大友克洋)に変更。秘密組織レッド党の総帥レッドが人造人間ミッチイを使い世界征服を企む。それは世界の破滅を追いこむだけだと、ケンイチ、ヒゲオヤジが阻止しようとする。
 原作とは少し違い、両性具有のミッチイに変わり女性型のティナという人造人間が登場する。この〜のようで〜のような人間をを手塚は良く物語に登場させる。それは人間の二面性を自身のメタモルフォーゼ願望があると語っていた。なのでそれが反映されていないのはちょっと残念。
 大半を占めるCGでの映像は細部まで良く描かれているのだけれど、少々物足りなさも感じる。迫力に欠けると言うか、立体のようで平面的な映像に見えてしまう。技術の進展云々ではなく、アナクロ過ぎる僕の心の方が問題なのだろうか。
 物語ではティナが暴走し次々と街を破壊、コンピューターを操りロボット対人間の争いになる。その中でレイ・チャールズの『I can't stop loving you』がやさしく流れだす。ゆっくりと走馬灯を眺めるようなそんな光景だった。
 今日、世界でもロボットの技術はかなり発達して来た。日本の技術もかなり高いと聞く。今後技術が発達してくれば、この話のようにロボット対人間の争いは避けられない。しかし、そうなる前に人間同士での争いで破滅に陥らなければいいのだけれど…。

 今宵は林矢子ライブ『弾き語る涼秋』@初台DOORS。お客で観るのは久々なんで楽しみ。でも、ちょっと複雑。

↓クリックすると内容が変わります。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

日記圏 日記リンク


My追加