ぐっどないとみゅうじっく もくじ|きのう|つぎの日 |社会の窓
案の定、9/11付けの色んな人の日記には「9.11」に付いて書かれている。もちろん僕のその内のひとり。アメリカについて、世界について、自分の身近な周りについてなどが書かれていた。中には。『ぼくの世界は2001年9月11日以降、なにも変わっちゃいない。変わったのは、「9.11」に亡くなった被害者と、その関係者、死んだ実行犯のテロリスト、彼らの世界だけだ。去年の今頃、バイクに乗っていて事故にあった。ぼくにとってはこっちのほうがよっぽど大事件だ』(9/12日記参照)というのもあった。こう言うのを読むと、ただの意見の相違かもしれないけれど「幼いなぁ」と思えてしまう。事件の大小に関わりなく、その影響は必ずしも自分の身近に起きている、またはこれから起きることになるはずなのに…。「例え何が起こっても、僕の内包的な世界は変わらない」とこの「ぼくの世界は2001年9月11日以降、なにも変わっちゃいない」では訳が違う。少なくとも前の意味で彼が書いたとは思えない。自分の中で変わっていくもの、すでに変わっているもの、これから変わりゆくものになることに気付いていないだけである。
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