ぐっどないとみゅうじっく
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2002年05月03日(金) |
婀娜な黒髪〜BLACK LIST 011@Zepp Tokyo〜 |
昼頃、両親が車でやって来るちょっと前に、干していた布団がふっとんだっ!!(シャレぢゃなくマ〜ジで)冬物回収後、昼ご飯をご馳走になる。ありがとう。
夕方からBLACK LIST 011@Zepp Tokyo。この会場は以前間違えて行ったこともあるいわく付きの所。ステージ上を見るとなじみのあるセット。「もしや…」と思っていると1番手にゆらゆら帝国登場。もっと後の出番だろうなと思っていただけに、会場からも嬉しい悲鳴。どんどんと人が前に押し寄せてくる。 「ども」と短い挨拶と共に『でっかいクエスチョンマーク』。NHKホール以来のライブだけど、やはりライブハウスの方がしっくり来る。待ち合わせに遅刻した奴に電話したら「ごめん、今起きた…。これからすぐ行く」と言って出て来たような頭もっさりの坂本慎太郎。髪伸びたね〜。終わりのギターのサスティンが効いたまま『発光体』。声の調子が良いのか、唄がいつも以上に細かい所まで聴き取れる。「う〜ん、バカだねぇ」をいつもより早くきり、間奏でファズ炸裂。「も1度、頭絞って〜」の腰に手を置くポーズは相変わらず健在。 『ラメのパンタロン』。この曲の合唱って変だなぁ〜っていつも思いながら僕も参加。ドラムのリズムの崩し方がいつもに増して激しいが気持ちがいい。『ゆらゆら帝国で考え中』。この日の中のベスト。言葉がノリにのってて「爆音で音楽が鳴っているから聞えねえよ」が生きていた。
『新曲(サビ:いくなら〜♪)』Aメロのイメージが前とは随分変わり、リズムが強調されたように思う。中盤で長いノイズが入るのだけど、今回はちゃんとした音楽に聴こえた。例えるなら、宇宙空間に木魂し、いつまでも残響しつづける爆発音のような音。ギターやベースの弦をひたすら掻きむしっているように見えて、実は意図的な動きがあるのかもしれないと思ってしまうほど、心地が良かった。結構、千代さんは慎太郎の方を見ているし。アイクンタクトを取っているとは思えないのだけれど。ギターPAの上に慎太郎が乗っていたが、しばらくしてバランスを崩す。降り方がお茶目。慎太郎がインタビューで「このノイズでリズムもメロディーも全てをゼロに戻したい」と語っていた。 『3×3×3』。前半、千代さんがかなり怪しい動きをしているのを今回初めて気が付いた。前からやっていたのかな。ボリュームを上げ下げしたりして効果音的にベースが唸る。たまにベースに髪の毛が絡まるのだけど、するっとすぐ抜ける。さすが天使の輪が出来るほどのサラサラヘア。PAをジャンプ台にして慎太郎が飛び、ギターのフィードバックを残したままステージは終了。
全体的に曲順を見てみると、今回は「渚にて」との対バンの時と対照を成すように、アッパーな曲ばかり。それでもちゃんと緩急がついていた。このBLACK LISTの他の面子を考えて…とはとても思えないけど、たまにこう言うのも嬉しい。キメの箇所も多くなり、随分とポップになったなぁと印象があった。ギターのミスがいつもより多く目だったけど、それ以上に唄が良かった。唄だけ取れば今まで何回か観て来た中でベスト。さあ、次回はフジロックか!?
1.でっかいクエスチョンマーク 2.発光体 3.ラメのパンタロン 4.ハチとミツ 5.ゆらゆら帝国で考え中 6.新曲(サビ:いくなら〜♪) 7.3×3×3
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帰り銀座で見付けたノラ。しかし、眠そうだったなぁ。
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