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もくじきのうつぎの日社会の窓

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2002年04月17日(水) バンドマン

 昼からリハ。何とか形になった曲もあるけど、まだまだまだまだ!そして、つくづく自分のリズム感の悪さに嫌気がさす。

 終わってから休憩所の椅子に座っていると、他の女の娘バンドが話し合いをしている。聞き耳を立てていると「5月のライブで辞めたいと思ってるんだけど…」と一人の女の娘が話し始めた。他のメンバーもそれを何となく察していたみたいで、しばし沈黙が続く。「でも、それまでは悔いの残らないようにやりたいの!」と言い始めるとメンバーも腹を割って話し始め、これからの曲、ライブ、スタジオの入り方について皆で話し合っている。
 「あ〜こう言うのいいよなぁ」と感じる。このバンドだけでなく、ここのスタジオは色んなバンドがリハ終わった後でも、曲や音楽について熱く語り合っている。バンドをやり始めてから数々のスタジオに入ったが、こんなにメンバーが色々と意見を交わしているスタジオは初めてだ。今も曲に付いてあれこれ話し合ってはいるけれど、バンドではない。かと言って全てを矢ちゃんに任せているんでも全然ないんだけど、決定的に何かが違う。去年、ポンチ(失踪中のドラム)とスタジオ入っていた時は終わってから、音楽のことなど殆ど話さなくなってしまった。こんなのバンドじゃないんだよね。僕もポンチに話してもどうせダメだろうと諦めていた部分があった。こんなの悪循環になるに決まっている。人間関係が希薄でも音楽によってグっと深まり、とてつもない怪物に変化したりもするからバンドってつくづく生き物だなと思う。
 ひとりでもなくユニットでもなく、バカみたいにバンドがやりたいなと心底思う。

 しかし女の娘バンドが話してた「完璧なステージング」ってなんでしょ?「ビデオで撮って研究しようよ」って言ってたけど、何か違くね!?まずは音を届けろよ。

 昨日はみんなで銀座のお粥屋さんへ。逢った途端「疲れてます?」なんて言われちゃった…。仕事のひま疲れかな。後からカラオケに言ったりもして、呑めや唄えやで楽しかった。大人数もたまにはいいね。

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