酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2007年09月08日(土) TVドラマ『坂道の家』 原作:松本清張

 昭和30年代、こつこつと金を貯める事が生きがいの小間物屋の寺島(いかりや長介)は、店にふらりと現れた美女リエ(黒木瞳)に一目で魅せられる。リエに欲しそうに見ていた財布を渡し、後日、香水や口紅を持ってアパートに押しかける。リエの勤めるキャバレーに通い、どんどんとリエの魔性の魅力に虜にされていく寺島。貯めに貯めた金を全てリエのために使いこみ、坂道の上にある家にリエを囲い、リエを独占しようと狂ったように・・・

 10年以上の作品ですが、今見てもなんの遜色もない面白さでありました。長さんが黒木瞳の妖しい色香に絡め取られていき、狂っていく様は見ごたえがありました〜。また黒木瞳がちょこっととろいふりして舌ったらずに喋るさまがいじましいくらいに色っぽいの!!! やられちゃった〜。松本清張さんモノは数えるほどしか読んでいないのですケレドモ、なんだかずっかり読み込みたい気分になりました。こんなにもオトコとオンナを表現されていたのですねぇ。感激v



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