酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年09月20日(水) 『ジウ�掘/契こγ畚�【NWO】』 誉田哲也

 門倉美咲は東主任に胸キュンしつつ、必死でジウを追跡していた。伊崎基子はミヤジによって自分の中に眠る殺戮の本能を見せ付けられへろへろになっているところを美咲に保護される。そしてまたもやSATへ復帰命令がくだる。そんな折、街頭演説中の総理大臣が拉致され、クーデター勃発。歌舞伎町を封鎖したミヤジとジウの望んだものはいったい何だったのか・・・!?

 うーん、なんとも後味の悪い展開となってしまいました。�気鉢兇�好みだっただけに、この�靴陵遒箸形阿良佞永�にはちょっとがっくり。ジウをクローズアップしてくれなかったので欲求不満が残っちゃいましたぁ。ぶぅぶぅぶぅ。ジウとミヤジの「己は何者か?」と言う痛いほどの疑問や欲求に関しては言葉が無く、・・・だからってこんなことしていい訳じゃないですけどね、モチロン。家族がいて愛があれば・・・ってことなのかしら。基子もこの度は少々気の毒な展開が待ち受けていました。ただ基子が毛嫌いしていた可愛いコちゃんの美咲が根性あるところを見せてくれて基子を救おうと頑張ってくれて良かったです。おかげで基子にはまだ人間に戻れる道が残りました。美咲のように芯にキチンとした核を持っていたら人間は強くあれるものですね。ぶりぶりした可愛いコちゃんタイプではなかった美咲の存在が物語を救ってました。最初は美咲のことを基子同様あんまり好きじゃなかったのですケレドモ、最後には「よく頑張ったね」って褒めてあげたい気持ちになりました。でもやはりジウのことをもっともっと書き込んで欲しかったです。ちぇー。

『ジウ�掘/契こγ畚�【NWO】』 2006.8.25. 誉田哲也 中央公論新社



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