酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年05月30日(月) 『黒笑小説』 東野圭吾

「インポグラ」
 広告代理店に勤める‘おれ’は友人から開発した薬を売り出してくれと頼まれる。その薬とは飲めば二十四時間は何があっても勃起しないというシロモノ。そんなモノが売れるかい、と思ったものの、いろいろ使用法とはあるもので・・・

 本当に東野圭吾さんって人は怪物みたいな作家さんですよね。シリアスでダークなものからSFほろりのうえにこんなバカっぱなしまで(いい意味ですよ?)! 文壇のネタまで惜しげなく披露してくださってます。新人作家と過去の人と呼ばれる作家さんの話は心がさむーくなりました。なんて怖い世界なんだ(汗)・・・
 文壇ネタも面白かったのですが、男の悲しい性ネタが私はお気に入りです。男と女はそう違わない生物だけど、こういうとこは男のほうが切ない気がする(苦笑)。アノ東野圭吾がこんな話も書くのねシリーズの新刊。オススメです。

 男ってのはまったく、脆い生き物だなあ。

『黒笑小説』 2005.4.30. 東野圭吾 集英社



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