酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2005年03月16日(水) 『インディゴの夜』 加藤実秋

 高原晶、三十路の女性ライター。「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」この晶から漏れた願望を大手出版社編集者・塩谷が叶えてしまう。伝説のホスト憂夜が敏腕マネージャーとなりホストクラブ<club indigo>が渋谷で大ブレイク。やんちゃで奇妙なホストたちとともにオーナーとなってしまった晶はいくつもの事件に巻き込まれ・・・

 池袋が渋谷に移動して、チーマーたちがホストやナンパ師に代わった・・・と言ってしまえば身も蓋も無いけれど、ちょっと池袋WGPの亜流って感じはしました(笑)。でも、なんだか楽しい展開ですごーくわくわくしながら読めました。誰よりもやんちゃな晶が年甲斐も無くてキュート。こういうのを登場人物が勝手に動き出した物語といえるのかもしれませんね。オススメでーすv

 言葉は、残酷なほど書き手のセンスや感覚の新旧を映す。

『インディゴの夜』 2005.2.28. 加藤実秋 東京創元社



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