酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2003年03月18日(火) 鎮火報 日明恩

 ちんたらと消防士をやっていたい雄大、クールでアバンギャルドなリアリスト裕二、黒ずくめの中年ヒッキー守。妙な三人の男たちは妙な友情を根底に、それぞれの生きている苦しみをさりげなく抱えながら生きている。消防士と言う仕事をいい加減にやってやろうとする雄大の本音がいいです。いい物語ですv

 生きるということや、人を思いやると言うことを丁寧に優しく軽やかに語られています。日明恩さんという作家さんはこの持ち味を生かしたまま書いていっていただきたい。好き嫌いはあるかもしれませんが、暖かさを感じることができて私はオススメです。暖かくて泣けます。

『鎮火報』 2003.01.20. 日明恩 講談社



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