酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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赤光宝霊会の教祖;外之原(とのはら)久江はを次々と人を殺し、逮捕される。殺人ではなく、邪光を放ち汚れた心を持つ犯罪予備者の生命を浄めるための浄命行為だったのだと言う。 樋口真琴は主人の転勤で東京から大阪へ移り住んでくる。彼女の住むことになったマンションの隣には、外之原久江の娘、黎子が引き取られてくる。日本人形のように美しく老成した12歳の黎子と関わるうちに真琴は心の迷宮に迷い込んでしまう。そして・・・。
この物語は、第三回ホラーサスペンス大賞の特別賞受賞作品です。(昨日酩酊本処にとりげた『ギニョル』が大賞受賞作品です。) この『邪光』は、淡々とした日本ならではの怖さがじわじわ押し寄せてくる秀作です。なによりラストのホラーであってホラーでない終わり方がとてもいい。おそらくヒロインの樋口真琴がとても魅力的だからではないかと思う。真琴の苦悩や決断はいいですよーっ。オススメですv
『邪光』 2003.2.10. 牧村泉 幻冬舎
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