酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2002年11月17日(日) |
池袋ウエストゲートパーク�掘々�音 |
はじめて石田衣良の『池袋ウエストゲートパーク』に出会ったのは、今から4年前のこの季節の図書館でのことだったと思う。暇な時には、こつこつと足音を響かせながら夕闇の図書館の中を歩くのが好きだった頃のこと。ふとタイトルに惹かれて手にした本だった。そう、本に呼ばれたのだ。手にした本は大当たり! 美月に教え、その後テレビドラマ化されると言う奇跡のような大ブレーク。当然と言えば当然のこと。テレビドラマで池袋のキングを演じた窪塚くんの怪演は素晴らしかった。 その後は、新刊が出るたびに必ず石田衣良を追いかけている。『うつくしい子ども』も『エンジェル』もなかなか優れもの。でも石田衣良の本骨頂はやはり池袋ウエストゲートパークにあるだろう。 今回も心優しいまこっちゃんと、素敵なキングがさまざまな事件を解決していく。時に心を痛めながら。
「骨音」 池袋で起きるホームレス骨折り事件。マコトとキングが捕らえた犯人への罪の償わせ方とは。 「西一番街テイクアウト」 マコトのファンキーなかぁちゃんが活躍する風俗嬢救出作戦。 「キミドリの神様」 なにか新しいことを始める時に付きまとう光と影。 「西口ミッドサマー狂乱」 うーん、今回いちばん唸らされた物語。ドラッグと狂乱。うーん・・・。 ジャンキーのエディにマコトが言う台詞は泣かせました。 ‘だからエディ、おまえも自分の足で立て。不幸を誰かのせいにするな。おまえが自分の足で歩けば、同じ誰かが助けてくれる。おまえが歩くなら、おれもいっしょに歩くよ’
まこっちゃんはいい奴です。でも私は一等最初からキングが大好き。いろんな境界線に立っているキングにめろめろ。 陽子の超おすすめシリーズでございますvvv
『骨音』 2002.10.30. 石田衣良 文藝春秋
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