青春の思ひで。
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2003年08月04日(月) |
おにいちゃんのこと。 |
あたしは、恋人のことを電脳世界の中で「おにいちゃん」と呼んでたりするけれど、もちろん恋人は兄ではないし、血の繋がりもまったくない。
年は2つ上だけど、年上には見えないくらいおばかちゃんでかわいい。
バイト先の先輩だったから、付き合い始めた当初は「先輩」という意識はあったけれど、あんまりおばかちゃんなので、段々その意識も揺らいでいき、今では年上だという意識はあまりない。
あたしが彼を「おにいちゃん」と呼ぶようになったのは、実にすごくくだらない理由があるんだけれど。 それはさておき。
実は電脳世界だけでなく、現実にお友達に彼のことを言うときも「おにいちゃん」と言っていたりする。
過日。サークルの先輩に。 「自分の男のことを『おにいちゃん』とか言うのはやめなさい」と言われた。 「うちのダーリンが、とかよりマシじゃありません?」と言い返したところ。 「まだそっちの方がマシだ」と言われてしまった。
曰く、「彼氏」「恋人」「ダーリン」という呼び方なら、その記号通りの関係をスムーズに連想できるが、「おにいちゃん」と言われるとあたしと彼との関係を表す記号として不適切な気がして、気持ちが悪い、とのこと。
……そっかぁ。
パートナーのことを呼ぶ呼称っていろいろのものがあると思うけど。
「彼」「彼氏」「恋人」「ダーリン」「相方」「相棒」「連れ」
どれもしっくりこないんだよね、あたしには。 彼のことを冗談で「おにいちゃん」と呼んでいたら、それが一番しっくりくるようになったの。あたしの中では。
さすがに「おにいちゃん」とか言ったらひいてしまうだろう相手の前では「連れ」って言う。 それはものすごい照れ隠しなんだよね。 「彼」とか「恋人」っていう記号が気恥ずかしくて。 「相方」とか「相棒」っていうのはあたしにとっては全然別の関係を表す記号だし。
たぶん、これからもあたしはおにいちゃんのことを「おにいちゃん」って呼ぶし、それを気持ち悪いと思うひともいるだろうけど、これがあたしの彼に対する愛情表現の現れだと思って目を瞑っていただきたいです。
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