青春の思ひで。
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あたしと彼女は嶽本野ばら言うところの「ツインズ」だ。
もうどうしようもなく「依存姉妹」
「君が死んだらあたしも生きていけないよ」 などと言うことをお互い大真面目に言い合い、そしてそれは大袈裟でも何でもなく。
彼女がいなければ、生きていけないよ。 あたしのすべてを認めてくれているひと。
あたしがどんなことをしようとも。 最終的に彼女は味方になってくれる。 もちろん、その過程で叱られたりはするけれど。
例え、あたしが泥棒をしようとも。 売春をしようとも。 人殺しをしようとも。
彼女はあたしの味方。
「ふざけんじゃないわよ。さっさと盗んだもの返して、お金払ってきなさいよ」
「ばっかじゃないの。そんなことしたらいつか自分が痛い目見るよ」
「さっさと自首して、さっさと留置所行って出てきなさい。土産もって会いに行くのは嫌よ」
とか言いながら、あたしの味方をしてくれるんだろう、たぶん。
あたしも同じ。
だってあたしたちは依存姉妹だから。
ねぇ。 世の中はままならないことばかりだよ。 大人になればなるほど、世の中はあたしたちの敵になっていくね。 「大人」であることを認め受け入れ、そうあろうとするあなたと。 「大人」になることを拒否し、いつまでも子どもでいようとするあたしと。 どうしようもないけれど、ふたりだから生きていけるような気がするね。
あたしたちは「大人」になる。 何もかもがわかったようなそんな心を育てて。 でも、結局、泣いてしまう。
永遠はない。 「そんなの知っている」と口にする。 だけど、それを認めていない。 だから、永遠のおぞましさに泣く。
嗚呼。 残酷だね。 それは真実。 変わらぬものは何もなく。 君とあたしも変わっていく。 胸の痛みに耐え切れずに泣いても。 「それは永遠に続きやしないよ」と慰め合って。 その残酷さにまた泣くんだね。
依存姉妹
あなたにずっと依存して生きていくよ。 だから、あなたもあたしに依存して生きてください。
ほんとうに。 あなたがいなければ生きていけないよ。 ほんとうだよ。 あなたがいなくなったら死ぬよ。
まだ死にたくないから。 あたしのために生きてください。
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