青春の思ひで。

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2001年06月15日(金) 夢現

……こういうことは、あまり書くべきではないのかも知れないけど。

刹那主義者、とまではいかないけれど、自分が、悪く言えば、目先のことばかりで生きてきたことは、ちゃんとわかってます。

今がよければそれでいい、そこまで刹那主義にもなれなかったけど、先のことなんてあまり考えてません。

何故なら、明日のあたしの命を、誰が保障してくれるのですか?
明日、あたしが、生きてるって。
笑ってるって。
誰が保障してくれるの?

「将来のため」を呟く人たちを見ながら、「この人たちは何で『いま』という時間の大切さをわからないんだろう」と思ってた。

過ぎ去った過去よりも未だ来ていない未来よりも、現在が一番大切。

あたしの親は高校生のあたしのアルバイトを禁止したけれど。「大学生になったらすればいい」って言ったけど。あたしがあの時することにこそ意味があったのに。

いま、ここに存在して、思考して、願う。
それに意味があるのに。
いま、願ったことが、いずれ実現するといっても、もうそのときにはその願いの意味も価値も消えてるかもしれない。

だから、いまが一番大切。

いま、という時の一瞬一瞬の積み重ねが、過去になり、未来になる。

いま、がなければ何もはじまらない。

だけど、あたしはそれを頭でわかっていながら、本当はずっと、そしてこれからも永遠に。

いま、という時の大切さをわかりえないのかもしれない。


夢かもしれない。

最近ずっと思ってる。

「いま」が夢かもしれない。

あたしは「いま」を信じられていない。

いきなり目が覚めたら、「いま」あるものがすべてなくて、あたしはひとりで真っ白な部屋にいるような気がする。

不安。

どうしよう。

ほんとに、ほんとうに。

夢だったらどうしよう。

白い部屋が牢獄に見える。


天上旋律 |前略プロフィールゲストブック永久少女天然色夢絵巻kitchen & closetMAIL

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