青春の思ひで。

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2001年06月10日(日) 人間

いつまでたっても愚かなことをする奴はいて。

人間だから、誰にも迷惑かけずに生きて、死ぬ、なんて不可能ではあるんだけど。

……どうしてかな?

不特定多数への殺意を一番憎みます。
独断と偏見で語りますが、そういう殺意を持ってる人間には、大切な人がいないんじゃないかと、思います。「自分」すら価値のない人間の一人だと思ってるのでは。(あるいは逆に「自分」以外の人間の価値を全く認められないか)

時々、いますよね。「逮捕して欲しくて犯行に及んだ」という輩。

「死刑にして欲しくてやった」

……あたしの、今いちばん大切なひとは、「道連れ思考はわからんでもないけど」と言いました。
あたしにはわかんないよ、そんなの。

何の罪もない幼い命をあれほど無残なやりかたで奪ったあの男は殺してやる価値すらありません。当然ながら生きている価値なんて微塵もないけど。

「自分」にすら価値を見出せてなかったことへの哀れみはあるけれど。それを社会への敵意に摩り替えるのは間違っている。例えあの男が自分には価値がないと思っていても、世の中に生きている他の人は違うんだよ。あの男に価値はなくとも、他の人に価値はあるんだよ。生きる価値も殺す価値もないような奴が、そんな価値ある人間に手をかける資格なんてないよ。

……犠牲になった御霊の御冥福を心から祈ります。

これで、精神鑑定で無罪となるようだったら、この国は終わりだ。あの男はそれも自覚してるじゃないか。


天上旋律 |前略プロフィールゲストブック永久少女天然色夢絵巻kitchen & closetMAIL

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