夢袋。
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2006年02月08日(水) 森のチェス。

わたしと、もうひとりは三角帽子をかぶった小人のような姿です。

小人じゃないけどそんな感じのわたしたちは

毎日森を抜けて学校へ行き、終わればまた森を抜けて丸太の家に帰る、

という生活を送っています。

森を通り抜ける度に森の木をチェスの駒代わりにして

毎日少しずつゲームを進めています。

ある日森へ行く途中、大きな大きな数字の1が転がっていたと思ったら

またある日は黄色い3が転がっていて

メッセージが書いてありました。

そしてとうとう青い数字の5が、

でーんと土にささっているのを見つけたと思ったら

"Ma!"と子どもに呼びかけられ

その瞬間、この子どもは一緒に暮らしていくんだ、と感じ

手をつねりあいながら小走りに家へ帰る途中

「ごはんを食べたらぜんぶわすれちゃうんだって」

とその子どもは言いました。


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