夢袋。
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2004年11月17日(水) 入院賛美歌。

わたしはちいさな子どもで

病気になっているらしく入院することに。

親も見あたらないけれど

ひとりで大きな病院へゆくと

入口の自動ドアから

長い長い広い廊下がつづき

右手には壁に頭をつける位置で

ベッドが8つならんでいます。

ベッドの中には一匹ずつぬいぐるみが寝ていて

ぬいぐるみのナイトキャップもパジャマも

シーツも枕もベッドカバーも

それぞれ1色ずつのコーディネートで

まとめられ、8色ならんだ光景は虹のよう。

ベッドを横目にどんどん歩いていくと

つきあたりは教会になっていて

神父さんが「入院の前に、亡くなった子どもたちのために

賛美歌を歌いましょう」と言って

指揮をすると、ベッドのなかのぬいぐるみたちが

各々受け持ちの音符のところで声を出し、歌いはじめる。

この8つのベッドは亡くなった子どもたちのためのものなのか

と深い納得をしてわたしも歌った。



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