夢袋。
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ある日 クマをひろいました。親子です。
黒いクマで、おかあさんでもそんなに大きくなく
やたらまるいんです。
まるいおかあさんの中にさらにちいさなまるのコグマ。
ベランダでこっそり飼うのですが
いつ見つけられて保健所に連れて行かれるのかと思うと
どきどきする毎日。
そのまたある日 電車に乗ると
高架の線路から我が家のあるマンションが見えました。
家を探すとベランダにはあの親子が遊んでいる様子。
あ、あ、そんなに目立つように遊んじゃだめよ。とか
思いつつ隣の隣のベランダを見やると
カバがいる。ピンクの。
あ、いいんだ。
クマくらいいても。
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