夢袋。
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2002年04月30日(火) ドアのないマンション。

パリ(行ったことないので想像)のような街角の

ちょっと古びたマンションに帰ってくるわたし。

マンションは灰色で5階建てくらい。

通りのまん中の中州のようなところにあって

ぐるりとその周りをまわれる。

まわっても入口はどこにもなく、建物の端にちいさく

エレベータのボタンのようなものがついている。

住んでいる部屋番号を押すと

壁に整然と並んでいた窓のうち

202号室のものが降りてくる。

窓どうしがパズル(タイルのようで、一ケ所空いているやつ)の

ようにカシューンカシューンと動いて降りてくる。

目の前にやってくると窓に長体がかかり

ドアのようになってわたしは入っていく。

オートロックといえば、オートロック。


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