神と悪魔とがある日、街のとおりを歩いていました。ふと、神はからだをかがめて、何かを拾いあげました。神は手の中で光輝くものを、じっと見つめました。好奇心を抱いた悪魔は、たずねました。「それはなんです?」「これはね、真理なんだよ。」と、神は答えました。「ねぇ、」悪魔はそれに手を伸ばしながら言いました。「わたしに持たせてくださいーーーーあなたのために、それを組織化しますから。」