│←愛情が同情に変わる時。→│
あたしに向けられている愛情は,ときどき,同情に見える時がある。 同情だって愛情の一つであると感じるけれど 心のどこかで「同情」に対して,不安だという部分がある。 本当の弱さなんて,人間似たような物だから醜い手首を見せれば簡単で。 逆に無視してほしい相手にはとても人間扱いなんてしてもらいたくなくて。
左腕が疼くぐらい,気持ちが悪くて吐き気がするけど, 無視されるよりは優しいフリをしてくれるほうが,楽かもしれない。 救いの神に選ばれるのは,さり気無い人に決まっている。
あたしには, 誰かがそばにいなきゃ,だめだ。ストレートに(素直に)助けを求めたり,そんな乞いをするのが あたしはとても不得意なのだろう。 遠回しに求めてしまうから,判らない人は気附くことはないし 判る人には余計にしつこく見える。 短所ばかりが眼につくけれども,そんな人間なのだろうあたしは。 おとうさんに3千円もらった。
高校を卒業できたのは,一番が,愛する担任の先生のお蔭で。 教頭先生や保健室の先生, 女の人は同性に対してきついなぁとしみじみと感じる時もあった。 男の先生の方が,甘やかしてくれるような気がしてた。 何にせよ,あたしは自分のチカラだけで卒業したんじゃないって想う。 自分の好きな教科しか勉強しなかったし,手首を切ったりしていた。 きのう,後ろの席だった男の子を道端で見かけた。 あたしは自動車,そのこは自転車だったけど。。。
みんな違う世界にいるんだなァ。 同窓会とか行かないなあたし。
あんな状態だったけど,学校行ってて良かったかもしれない。
おかあさんが付き添いで学校の応接室に来てくれる事も とても有難かった。保護者附きでないと学校にいけなかったあたしも なんだかおかしいかもしれない。でも先生達が決めた事だ。 送り迎えをしてくれたり,外科に連れていってくれたり。 とても迷惑を掛けてきたなと想う。本当に。
いまのあたしは,死を覚悟できている。
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会話にならないのに電話。
アナタを好きじゃない。 「別れよう」って言ってくれたらそれでいいのに。 こんな女じゃ,いい妻にも母にもなれないよ。 決め付けてるんじゃない,眼に見えて解るだけ。 だからほとんどのひとは,あたしに素直に「おめでとう」なんて 言わないんだ。 それが何よりの証拠だよ。
アナタが疲れているのになだめることもできない。 泣いて喚くあたしが最低に見えた。 汗と涙まみれになってどこかを睨みつける。 あたしの行動でさらに疲れたでしょう。 一緒にいてもきっと楽しくも無いからあたし達は離れたほうがいい。 もう。。。
アナタが喜ぶような事,何一つできない。
「別れよう」って言ってくれたらそれでいいのに。§2004年05月29日(土)§ |