│←《まだ》18歳、《もう》18歳。→│
あたしのココロは、 年齢に関係なく、か弱くて、無防備。 とても、とても傷付きやすくて。 支えもなく、立っている精神的基盤などもなく、不安定でコロコロと変わりやすい。 あたしのココロは、兎に角、ものごとを悪く解釈する癖がある。 あたしのココロは、とても寂しがり屋。 孤独感には耐えれない。無視されたり、構ってもらえないと、萎縮して硬くなる。 あたしのココロは、どんなに厳しい修行をしても、激しい訓練に鍛え鍛えても、 強くはならない。
それでは、何故、修行が必要??
‥それは、そうすることによって、人間のこころは
とても傷付きやすく、か弱いということを 知ることができるから。 そうと知れば、自分のココロも、相手のココロも、大切にできる。 他人のココロの痛みが判る。
ココロは、か弱くて変わりやすい。しかしながら、 支えがあれば強くなれるのです。 だからこそ、そのココロが、尊い愛を生み出すのでしょう。
もうすぐ18歳になる。あたしはまだ、生きている。
どうか、 どうか、 聴いてください。
*** もし、ここがスタートラインなら、 あたしは、また、歩き始めようと思う。中学生のように。 たとえ、その先に、 あ な た が 居 な か っ た と し て も
珠恵の全てを此処に 全部本音。
***
あたしはまた、塞ぎ込んだいじけた子供に戻ろうとしています。 無償の愛なんてものはあり得なく、あたしはその幻想にいつも捉われ、 信じれば信じるほど 裏切られた時の傷は はかり知れないほど 深い・・・・ 深いのです。
***
頬に落ちたまつげの影に気附いて欲しくて あたし目を伏せ心に聞かせ 紡いだ言葉もあなたに届くことを知りませぬ
静かな空を仰ぎ あの碧へ堕ちる日をあたし夢見ます この地があなたへ繋がっているように 花びらよ風に吹かれて胸の中へ
あなたに引かれた温もりをひとり微かに感じて 懐かしく思う気持ちが今頬を伝います あたし震える肩を抱いて あなたと歩いた街角に蹲りたい
愚かにも過ちを犯して あたしあなたの顔を見ることが出来ません 心に巣食ったこの蜘蛛の子たちを どうかその手で散らして下さい
ぼやけた視界にあなたはいなくて あたし今悲しみに溺れます 舌を噛み切ってしまいたいと透き落とした涙を 勿体無いとあなた抱いて下さいますか
朝を待つように共に語った時間のことを あなたどう思って日々を過ごしているのか あたしとても気になって今日も夜を眠ります
§2002年12月07日(土)§ |