│←いい加減、アナタのご機嫌取りは疲れました。甘い苺に恋すれば良かった。→│
@元気ですか。どうしているのですか。というひとへ。 その言葉しか出てこない。会えばいつもその言葉ばかりで。 「いつも心配しています。」なんて嘘、嘘。心配なんて口で言うのはとても簡単で有り触れているもの。 「僕は何かあなたの役に立っていますか?」 こういうことを訊く事は卑怯そのもの。 「いいえ、そんなことあるはずないじゃない。あなたはアタシにとって世界で一番大切な人よ。アタシはあなたが大好きよ。」 この言葉以外に何が欲しい? 「役に立ってるはずない。あなたなんてアタシに必要ない。」 こうやって 今突き放したところで、あなたはその痛みに耐え切れるのですか? あなたが倒れてしまっても起こしに行きませんよ。 自惚れないでよ。 あなただって、あたしが居なくなっても、生きていけるはず。 あなたとアタシは似ているから、 あなたもそう想っているはず。 だからそういうこと訊いてきたんでしょう?
なんて返したらいいか、言葉も思いつかないわ。
こういうのを「恋の終わり」って言うのかしら。 恋の終わりじゃなくって、「想いの終わり」って言うのかしら。
|