Juliet's Diary
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題材からして、興味を持っていたし、スタバで岡田さんのインタビューも見ていた。 渡部篤朗も好きだし、これは見ておこう、と、期待大。 結果、史実云々は無視しても、とてもいい話だったと思う。
渡部さんの演技がいいのは、もう当たり前ということで、省く(笑) 今回、初に近い、V6の岡田さんについて、少々語りたい。
顔がいい、というのは、時折見るテレビ等で知っていました。 だが演技については、まったく知らない。 でも、スタバのインタビューで、いつか役に立つかも、ということで、 馬術を個人で習得されていた、というのは、驚きました。
わたしは常々、思っていたことがある。 役者であるなら。古代劇が演じられなくては、役者の価値が下がる。 よって古今東西、ある程度有名になってきたら、馬に乗れるのは当たり前で、 男性ならその国の古代武術等も、多少できるようでなければいけない。
勿論、理想です。なかなか難しいことです。 でも、岡田さんはやっていた。会社の経費かもしれませんし、 時間があった、ヒマだった、といえばそれまでですが、でもやっていた。
わたしはそれを、岡田さんの役者という職業に対するプロ意識だと、受け取りました。
昔、有名なギタリストのインタビューを読んだことがある。 早弾きが得意なギタリストだった。彼はこう言った。
”早く弾くのが上手なギタリストではないか、どんなにすばらしい曲をつくっても、 それを演奏できる能力がなければ、意味がない。 だから早く弾くのが目的ではなく、演奏する能力のひとつとして、 早弾きができるに越したことはない”
自分は役者の馬術も、それに似たようなものだと、思う。 岡田さんの乗馬シーンは、3回くらいあったように思います。 遠くから、バッカバッカ、走ってきて、 そのまま最後は、顔アップになるまで、カメラに近づいて。
馬のシーンって、遠くからのショットや(別の人が乗っている) あとは超顔アップや、ぱかぽこゆっくりのシーンや。 そういうのが多い中で、岡田さんの乗馬は、迫力がありました。
まぁご本人は、あそこまで走らせたのは初めて、とか、 あぶみが現代と違って、足の先しかひっかからなくて、怖かったとか(笑)
まだそれほど、言ってみれば、つよしくんほど、忙しいワケでもないだろう。 そんな中、彼は有効に、時間を使っている。 勿論、すまっぷと比べるのは、すまっぷに不利ではあるが、 それでも、岡田さんの熱心さは、自分は評価したい。
演技自体も、とてもよかった。 若者らしさがあるときは、快活で爽快。 聖徳太子を尊敬するまなざしは、あこがれと恍惚が入り混じり。 入鹿の裏切りに、それでも捨てきれない友情に、苦悩。
最後の弓のシーンもよかったなぁ。 力強さと、友を狙う覚悟。
非常に良かった。つよしくんとはまた違う良さだった。 役者さんって、本当にその人その人によって、個性があるのですね。
彼に、今回の鎌足役は、とても似合っていたと思う。 理想を追い求め、美しさを求める純粋さと、それ故の貧困。 友情と尊敬と苦悩。そしてそこから這い上がる力。
非常に良かったです。話の内容も、とてもおもしろかったです。 今後も期待しております。
追伸
最後に死んだ入鹿を抱いて泣くシーン。 岡田さんの唾液が、渡部さんの顔に、だらだらだら(笑)
あれ目をつむっていた渡部さんには、わからなかったと思う(大笑) おまけに雨のシーンだったから、映像見るまで、気がつかなかっただろうなぁ・・。 で、気がついたとき、渡部さんが岡田さんに、なんて言ったのかが、気になる。 それとも、岡田さんが、その時、謝っちゃったのかな?
”すみまさん、オレ、よだれ、たらしていました”
わたしが渡部さんだったとしても、静かにぬぐうしか、道はない。
追伸2
こういうのを見ると、史実が知りたくなりますよねぇ〜。 聖徳太子と天智天皇(中大兄皇子)は、多少は知っているが、鎌足と入鹿は・・・。
舒明天皇自体が、なんでオレが天皇に?というくらい、超意外な人物。 そりゃ、山背大兄皇子が面白くないのは、よくわかる。 ”大兄”という自体、皇太子というような意味ですからねぇ。。。
当時の天皇家は、その後の天皇家とは違い、豪族中心政治のトップというだけで、 絶対権力を持っている、とはいえなかった。 だが物部氏を滅ぼした蘇我氏は、その天皇家をしのぐほどに、勢力が強まった。
でもそれだけなのかなぁ、入鹿が殺されたのは? 唐の要請に従い、高句麗攻撃の準備をしていた入鹿でしょう?(劇中では) その後の中大兄皇子は、百済・日本連合軍で、唐・新羅軍の戦いに敗れているよね? (白村江の戦い) その後、天智天皇は、反新羅派に暗殺されている。
蘇我氏の勢力を削ぐための目的なのかなぁ、入鹿暗殺は? それも朝鮮使節団の前での、暗殺でしょう? 物語では、百済の使節団は、ニセモノっぽいし。 そうなると、ますますわからないくなるなぁ、です。
それになんで、中大兄がすぐに即位しなかっだろう? と、思ってちょいと調べたら、軽皇子(孝徳天皇)が首謀者くさいのね(笑) とはいえ、後は完全に、中大兄皇子の優勢です。 お后(中大兄の妹)を、連れ去られちゃうんだから、皇子に。
天智天皇は、おもしろいです。知れば知るほど、面白い。 でも、鎌足が若い頃、あんなに貧乏暮らしだったとは、知らなかったなぁ。 藤原氏の祖先で、不比人のお父さんも、最初はあぁだったんだ。
聖徳太子と天智天皇(主に天武との対立)にばかり目が行っていて、 意外に知らない、大化の改新。
これを機会に、いろいろ勉強してみたいと、思います。
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