Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2004年08月28日(土) じゅりちゃん発見!(バイオリンエキストラ)

行って来ましたよ。京都に。
当たるワケがない、と、思っていたら、当たってしまい、逆に驚き。
なぜ、関東の自分が、当たったのか? 偶然とは言え、本当に驚きです。
で、せっかくの京都ですから、ソウル旅行の為に、
予定していた夏期休暇を早め、少々繰り上げ、京都観光も決行です。
なんて、贅沢なんだ。山南さんが、呼んでくれたのね(あれ?つよしは?)

して、収録当日。整理番号順に、並ぶじゅりちゃん。
同行のちょこ氏とは、別々の応募にて、番号は大幅に離れています。
こういう時、緊張しますね。お隣になった人と、どうするべきか?
あまり慣れていないのですが、勇気を持って、話しかけてみました。

”けっこう最期の方ですねぇ~・・・”

ものすっごい、無難なことしか、浮かばなかった(笑)
締め切りギリギリでの応募にて、整理番号は最期の方。
ちなみに、自分の番号から予測すると、応募総数、約3000件。
うち、当選数は、200ないくらいと、思われます。
また、当然ですが、近畿圏の方が、多く当選していると、思われます。


”そうですねぇ・・。ギリギリでしたからねぇ・・・”

と、お隣の方は、相槌を返してくださる。
どうやら、お隣さんも、お一人でのご参加のよう。
つかみはおーけー、と、じゅりちゃんも安心です。

しかし・・・。


話すこと10分。いや、15分経っていたか?

お隣さんは、とても感じのよい方で、じゅりちゃん、ほんと、一安心。
これなら、同行者のちょこ氏と離れていても、撮影中退屈しない。
せっかくの出会いですから、仲良くなって楽しく過ごそうと。

そんなふうに思いつつ、お話していたワケです。
えぇ、じゅりちゃんだって、初対面ですから。
そりゃ、遠慮気味、の、丁寧の、そんなところです。
ですから、じゅりちゃんとしては、
この後の展開に、とっても、驚いたワケです。


その方には、じゅりちゃんの名前は、伝えていません。
お話したのは、じゅりちゃんが、関東から来た、ということ。
そして、せっかくの京都なので、新撰組巡りをしたい、ということ。
ほんと、そんなことくらいしか、話していませんでした。

そして、話が、年齢の話になりまして、
”昭和47年です。中居さんと木村さんと、同じ歳です”
と、言いました。


”ひょっとして、サイトとかって、やっていらっしゃいます?”

じゅりちゃんの言葉の後、お隣さんは、そう言いました。
ちょっと、びっくりしました。
しかし、サイト運営者など、星の数ほどいる。
じゅりちゃんが京都に来ていることは、サイト上では、言っていない。
きっと、ダレかと勘違いしているのだろう、と、思いました。


”へぇ~・・。どなただと、思っていらっしゃるんですか?”

”じゅりさんですか?”

なぜ、当たる???


すっごい、ものすっごい、驚きましたが、当てたお隣さんも、びっくり!
なんで~?? と、ホントですか~?? の大合唱で、興奮しまくりです。


なぜ、お隣さん、HNいくさんは、じゅりちゃんを、わかったのか?
お聞きしたところによると、第一声で、ぴんときた、とのこと。
”けっこう最期の方ですねぇ~・・・”で、そう思ったそうです(なぜ?)

しかしながら、それで確信したワケでは、ありません。
次のポイントは、新撰組、だそうです。
しかしながら、初対面の方に、いきなり熱く山南を語ってもいけないので、
じゅりちゃんは、山南さんの名前は、出しませんでした。
お隣さん、いくさんも、山南さんが出てくれば、間違いない!
と、思ったそうですが、言わなかったので、この時点では保留です。

そして、決め手は、”中居さんと木村さんと、同じ歳”
これが、絶対そうだ! と、決定打になったので、聞いてみたそうです。


しかしながら、どうもそれだけではないようです。
いくさんがおっしゃるには、じゅりちゃんの話し方が、
サイトの文章とそっくり、だったそうです。
”話し方とかが・・” と、おっしゃっていましたが、
インターネットからは、声は聞こえんぜよ、と、つっこみたくなります。

けれども、いくさんは、もう3年も、こちらへお通い、とのこと。
ひとつひとつは短くても、3年分ともなれば、書き手の人格が、
にじみ出てしまい、わかってしまうのかもしれません。


びびちょんぱ、びびちょんぱ、びびちょんぱっ!

見えまい、と思っていた。わかるまい、と思っていた。
でも、いくさんは、迷い無く、ぴたりと、当てた。
いくさんは、じゅりちゃんが京都に来ていることすら、知らなかったのに。


考えてみれば、文庫本一冊以上にもなる、この日記。
この日記だけでも、相当量の文章量です。

一気に読んでいるワケではない。毎日、毎日、3年間。
そうして、読んでいるウチに、少しずつ、でも確実に、
じゅりさん、という見知らぬ相手の性格を、つかんでしまう。

ちょっち、怖い。
でも、そこまでわかる、ということは、大切に読んでもらえている、
ということ。とても、ありがたいうことなのだ。


偶然、お隣に並んだ、互いに見知らぬもの同士。
番号がひとつずれていても、会うことはなかった。

”お誕生日企画に、メッセージを書きました”

日ごろ、書き込みもメールもしないので、それが唯一。
しかし、じゅりちゃんだって、100名以上の書き込みです。
覚えているワケなぞ、あるわけないです。


”じゅりさんですか?”

言われなければ、決して、教えなかった。
ネットユーザーで、つよしFANの集まる、あの場所で。
こっちは知らなくても、あっちは知っているかも?
ちょこさんとも、HNは避け、本名で呼び合うことを、約束したくらい。
どこに、アンチじゅりちゃんが潜んでいるとも、限りません(怖いよ~)


”じゅりさんですか?”

見つけてくださり、ありがとうございます。
ちょっぴり、怖いくらいの、刺激的な体験。

”じゅりさんですか?”

そうですね。
あなたの隣にいる人は、じゅりちゃんかもしれません。
見つけたら、尋ねてみてください。
お会いできることを、楽しみにしております。



追伸

でっ! 結局、撮影中、ずーっと、お話していて。
終わったあとも、食事して、偶然とは言え、いい出会い(るんっ!)
とても楽しい京都の夜になりました。
また機会があれば、ぜひ、お会いしましょう。
見つけて下さり、ありがとうございました。


追伸2

翌日、山南さんに呼ばれて、の、京都の旅(←つよしくんは?)
とはいえ、京都にいるのは、山南さんだけじゃないもんね。
仕事の都合で、ちょこ氏は一足先に帰京。
じゅりちゃんひとりで、京都の旅を、満喫です。

平安神宮、平安御所。
急な話で、ガイドブックもないですが、駅の案内書などで仕入れた地図で、
よくわからないながらも、バスに乗ったりしながら。
じゅりちゃん、バスって、乗らないのです。
ですので、けっこう、どっきどき、でしたよ。慣れてなくてね。
その後、壬生寺に行きましたが、長蛇の列!
新撰組は翌日にあきらめ、嵐山へ行ってみました。


そして、翌日、今日と最期の日、月曜日。
再び、新撰組チャレンジ! と、強風の朝、てくてく、お出かけ。

山南さんのお墓は、どなたもいらっしゃらなく、静かでした。
お線香と、合掌。
山南さんに、堺さんの演技が、とてもよかったです、と、お伝えしました。
堺さんの演技により、多くの方が、あなたの名を知るようになったと。

”虎は死して皮を残す。人は死して名を残す”

新撰組総長、山南敬介。
結局、この人が、どんな人だったかは、ダレも知らない。
かっこよく描きすぎだよ、と、苦笑しているかもしれない。
でもまぁ、それも、また良しかな、と、山南さんのお墓に思う。

年月が経ち、ところどころ欠けた、山南さんのお墓。
毎週、毎週、生き生きとした姿を、見ていたけど、
でも、本当は、とっくの昔に、亡くなっている人。

三谷さんの台本と、堺さんの演技で、我々の前によみがえる。
それも、一種の出会いだと、不思議な出会いだと、わたしは思いました。


←エンピツ投票ボタン  My追加
また読みたいなぁ、と、思ってくださったら、お願いします
Juliet |HOMEDiary INDEXpast|will