Juliet's Diary
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どっちの放送前に、テロップの速報で知る。 よかったぁ〜! と、思うと同時に、こりゃ、番組差換えだな、と、思ったが、 予定通り、放送。そうだね、直後じゃ、情報も少ないしね。
しかし、途中の特別放送を見て、安心したら、眠くなってしまいまして。 気がついたら、どっちの放送は、終了していました。
”おまえら、深夜放送みたいだ。こっちは、くさなぎ君もいるし、華がある!”
そうだな。SMAPだし、一応、華だね。考えたことも、なかったよ。 で、相手方の、中川兄、剛さんも、なんだか、しゃべんないし(笑)
”ねぇ、たっくん・・。今日のお昼、なににするの?”
OLの昼食なぞ、マンネリですから。 なにがしかのヒントを得たく、意味もなく、尋ねる。
”豚丼!!”
しかし、たっくん、即答! どうやら、昨日放送の、どっちを、見ていたようです。
で、”くさなぎも、食べてたよ”とのことで、昼は、豚丼。 じゅりちゃんは、お持ち帰りでしたが、 たっくんは、カウンターで、がっついていました。 その後の二人の会話は、”値段が、違うからね”でした。がっくし。
で、そんなことは、どうでもよくって、イラク人質事件。 とにも、かくにも、無事で解放、なによりでございます。 ご家族の方も、相当、お疲れでしょうから、ゆっくり、休んでください。
拘束、しょっぱなのニュース。 目隠しをされて、銃を向けられた3人に、じゅりちゃんは、驚きました。 そして、この3人は、決して、生きては戻れまい、と、思いました。
テロリストの要求は、自衛隊の撤退。 今の国際協調路線の中で、日本政府が、そんなことを、受けるわけがない。 当然、交渉決裂で、殺されてしまうと、思いました。
ボランティアでの、渡航との事。そして、再三の、避難勧告。 でも、遊びで、行っていたワケじゃない。 それなりに、思いがあって、考えがあっての、渡航だと思う。 だから、さっぴいて、考えても、いい。
家族の方も、いきなりの動揺で、気が高ぶっていたのでしょう。 焦る気持ちが、勢い、政府を、非難してしまったのでしょう。 勿論、じゅりちゃんも、 ”人の命が、かかっているんですよ! どうして、撤退しないのですか!” なんて、言葉を、聞いた日には、ふざけんなよ、とは、思いましたが。
あれは、まずかったですよね。 だって、行っちゃダメ、って、言っているのに、行ったのだから。 ある程度、覚悟はあってのことと。 で、その結果、国際社会における、日本の地位すら、危うくする影響があるのに、 撤退するのが、当たり前! みたいに、言われてしまうと、 その後の影響を、考えていますかね? と、思ってしまいます。
おそらく、もし、すぐに撤退をしていたら、世界中の日本人が、 さまざまなテロリストに、狙われてしまうでしょう。
家族にしてみれば、大事な子供、兄弟ですから。 助けて欲しいのは、当たり前で、その気持ちは、誰にも責められません。
もし、自分の家族なら、と、想像してしまいました。 仮に、妹が、そういう状態になったら。
でも、やはり、人質の家族の方々とは、同じ発言には、ならないと思います。 それは、冒頭でも述べましたように、日本政府は、絶対、撤退しないと、 そう、まっさきに、思ってしまうからだと、思います。
多分、撤退して欲しい、とは、言ってしまうと、思います。 でも、それは、お願いです。どうか、助けてください、の、お願いです。 テロリストに殺されるなら、半端な殺され方では、ないかもしれません。 見せしめに、ひどい殺され方を、されるかもしれません。 遺体すら、回収できないかも、しれないのです。
そう考えたら、なりふりかまわず、お願いしていまうかも、しれません。 世の中に、たったひとりの妹です。 世間に非難されようが、なんだろうが、無事でいて欲しい。 そう思ってしまうと、思います。 だから、反発を覚えつつも、あの家族のことを、心底、悪くは思えないのです。
しかし、猛烈に、腹が立つことが、ありました。 名指しで、行きます。それは、週間新潮の、中つり広告。 人質の方の、過去について、あれこれ、スキャンダラスに、書いていたようです。
この短期間で、どれだけの取材が、できたと言うんだ? どうせ、おもしろおかしく、書ければいいと、思っているんだろう?
世界の中心で、大声で、叫びたい。
”ばーかっ!!”
今、日本の、危機管理に対する姿勢が、問われているときに、 そんな、くだらないこと、書いている場合か!! ほんと、マスコミのアホさ加減には、ほとほと、あきれる思いです。 あの、中つり広告で、じゅりちゃん、帰宅途中、不愉快でなりません。
後から知りましたが、管理のなっていない、情報タレ流しで、 一時、仲介に入っていた方との、接触も、途絶えてしまったとか? 日本政府もそうですが、マスコミも、危機状態時のシュミレーションを、 もうちっと、がんばってほしいものです。
ある日、突然、不足の事態に、巻き込まれた際。 目の前の敵だけでなく、マスコミまで、敵かよ! です。 おちおち、自分の命の心配だけ、しているワケには、いかんのだす。 ほんと、テロリストと同じくらい、恐ろしい相手だと、思いました。
自衛隊の撤退を要求。 テロリストの人は、アメリカを支援する国は、全て敵だと、言っています。 その気持ちは、よくわかります。 しかし、みんなでテロリストに立ち向かおうね、と、約束した手前、 自分だけ、戦線離脱は、できないことです。
ましてや、それを、テロリストからの、要求だったら、余計できません。 オマケに、その後の影響を考えたら、日本政府が、ひそやかに、 3人を切り捨てても、大事を取ろう、と、しても、不思議ではありません。 っつーか、撤退しない、救出に全力を、って、そういうことだと思います。 救出が失敗すれば、殺されてしまうワケですから。
自衛隊は、嫌われているのでしょうか? イラクの人に。 テレビの報道では、正直、情報操作も、あるでしょうから、よくはわかりません。
でも、思うのですが、自衛隊は、復興支援に、行っているワケです。 だったら、その成果があれば、誤解があっても、 最後は、理解してもらえるのではないかと、思うのです。
人間、最後は、信仰も勿論ですが、生活です。 生活向上の為になるのであれば、最後は、感謝してもらえるでしょう。
じゅりちゃんは、そう、信じています。 イラクの人に、感謝してもらえるように。 自衛隊の方々には、がんばってほしいものです。
さて、ものすごく、嫌われ者の、アメリカさんですが、 じゅりちゃんは、相変わらず、イラク攻撃に、賛同しております。 この頃、あまりにひどい、ゲリラ戦に、民間人のことを、考えろよ、 とは、思いますが。
前に、この発言をした際、頂いたメールは、全て、否定的なものでした。 まぁ、そうだろうな、と、思いました。
しかし、中には、恐ろしいメールも、ありました。
”イラクの子供を殺したのだから、アメリカ人の子供も、死ねばいい”
さすがに、その後のお付き合いを、考えさせられるメールでございました。 どうしたら、そんな、テロリストと同じ考えを、できるのか? まったく、ツインタワーのテロ事件で、歓喜の嵐の中東の報道を見たときと、 同じくらい、胸糞悪い、ことでございます。
じゅりちゃんが、アメリカに賛同するのは、おそらく、独裁が許せないのです。 それは、独裁政権下で、殺される寸前まで行った、友人の影響だと思います。
自由であることは、基本的人権で、明言されています。
しかし、その権利は、与えられるものではなく、守るものです。 絶え間なき努力の元に、守り抜く権利です。 じゅりちゃんは、そのことに、大きな意味を、感じております。
早く、イラクの人々に、自由と平和を。 そう願って、やまないので、ございます。
いろいろ、考える、木曜の夜でした。 なにが正しいのか? どれが、ベターなのか?
一市民で、しがないOLには、考えても無駄なことかもしれませんが、 ひょっとしたら、自分が死ぬ際に、必要になる、心構えかもしれません。
まぁ、そこまで、たいそうなことではないと、思いますが、 考えるだけなら、誰にでも、できますから。 そういうワケで、どっちを見逃した悔しさも、忘れるほどに、考えたわけです。
そして、たっくんと、豚丼に対する幻想を、こっぱみじんにされた事に関し、 ああいう料理番組に、乗せられてはダメだとか。 そんなことを、熱く、語り合っていた、金曜の、いいとも生放送の、昼休み。 yahoo!のニューストピックに、仰天。
”人質の人、イラクに残って、活動したいだって〜???”
今、まさに、解放されたばかりで、状況が、わかっていないことも、わかる。 イラクに幻滅していないよ、と、意思表示したいことも、わかる。
でもさぁ〜、心配していた、家族のことを考えたら、 まずは、無事な姿を、見せなくちゃ、とか。 そういうのが、良識ある、オトナって、もんじゃないの〜?? です。
世間に、こてんぱんに、言われて、帰ってきたら大変だな、とか。 多少はですね、同情も、していたのですよ。ひそやかに。
さすが、避難勧告の、大混乱の中、飛び込んでいくだけ、ありますな。 志が高すぎて、足もとが、見えていないのでしょう。
多くの人が、必死になって、この1週間、救出に、あたってくれています。 いろいろ家族に、言われていましたが、小泉さんだって、たいへんです。 ”会ってくれない”とか、非難していましたが、 会ったって、お互い、辛いだけです。 だって、どんなに懇願しても、絶対、小泉さんは、考えを変えないのですから。 (しかし、小泉さん側としては、そういうパフォーマンスは、必要かと。 国民のこと、考えてますよ、と、全国民への、アッピールとしてですが)
日本中の人が、心配しておりました。 自衛隊撤退、という、国の安全管理姿勢と、人命の尊重と。 それは、あまりに、重く、難しい問題でした。
でも、残りたいんだって! そうでございますか、です。
ほんと、大丈夫かなぁ〜、、この人たち。 日本に帰ってきても、もう、ダレも、信用してくれなくなっちゃうよ。
でもね、こうも、思うのです。 もし、万一、彼らがイラクに残り、また、拘束されたなら。
おそらくですが、もう、日本国民、多くの人が、同情しないでしょう。 手間隙かけて助けても、また突っ込んでいくだろうから。 はっきり言えば、テロリストさん、どうぞ、ご勝手に、です。
とはいえ、小泉さんは、クチが腐っても、そうは言えません。 とりあえず、また、救出作戦を、始めるでしょうが、 いかんせん、現場の志気が、上がりません。
アメリカさんも、撤退されたり、世論が撤退同調にならないよう、 前回は、全力で協力したとしても、またかよ、の、印象は、否めません。
言葉とは裏腹に、なんだか、やる気なしモード。 そんな感じがして、仕方がありません。
悲劇が、一転して、喜劇に転ずる。 そりゃ、小泉さんが、怒るのも、あたりまえでございます。 じゅりちゃんだって、ちょっぴり、怒っています。 心配していた家族の方だって、世間から非難を浴び、疲労困憊です。
多少は同情していたのが、アホらしくなります。 志を持って、というより、間違った正義感で、 熱に浮かされちゃった人たち? って、感じです。
もう、同情しません。 昨夜の、わたしの同情と、とりあえず、よかったね、の興奮は、ムダでした。
そんなワケで、今日は、真剣に、ニュースを見ます。 昨日までは、真面目に心配していましたが、ここまでくると、野次馬根性。 そろそろ、まとまった話も、聞けるでしょうから、今夜の筑紫哲也を、 ひっじょーに、楽しみにしております。ぷりぷり。
追伸
真剣に心配してくれなくては、人質の意味がありません。 テロリストさんたちも、余計なことには、クビをつっこみたくないでしょう。
ひょっとしたら、イラクに残っても、大丈夫かもしれません。 戦闘に巻き込まれて、は、あるかもしれませんが、 きっと、テロリストさんたちも、利用価値のない人質は、要らないはずです。
”やべぇ! コイツら、この間のヤツらだよ!!”
ひょっとしたら、免疫とかと、同じかもしれません。 日本政府が、真剣に、保護しない代わりに、 テロリストさんたちも、拘束しても意味がないリストに、上げるかもしれません。 そうなれば、最強の日本人集団のようにも、思えます。
場合によっては、イラクに残るも、ありかもしれません。 ただし、その場合は、もう二度と、日本では生活できないよな、気がしますがね。
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