Juliet's Diary
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2004年03月23日(火) |
僕と彼女と彼女の生きる道(最終回) |
”かなこに、話したいことがある” ”わたしも、あなたに、話したいことがある”
このふたりは、やっと、夫婦になれたような、気がする。
”どうしたらいいか、わからなくて・・” ”離れていても、愛しているって、りんに、わかってほしい”
本来なら、結婚中に、しなければいけなかった話を、離婚してから。
でも、いいと思う。 形はどうでアレ、距離が、離れていたって。
家族は、家族だ。夫婦は、夫婦だ。親子は、親子だ。
だから、もう、一緒に暮らせなくても。 男女の愛情は、なくなっていても。
でも、あなたたちは、りんちゃんを介して、父であり、母であるのだから。 だから、かなこさんも、困ったときは、徹朗さんに、相談してね。 今度は、徹朗さんも、真剣に、考えてくれると、思うから。
あなたたちは、やっと、夫婦になれたんだね。
半年後に、りんちゃんとかなこさんが、東京を訪れる。
”じゃね、後でね”
かなこさんは、笑顔で、りんちゃんを、徹朗さんに、お願いする。
前は、すごい顔で、見送っていたのに。 かなこさんも、誤解が解けて、よかったと思う。
あなたの愛する娘の父親は、きっと、いい人だと、思うよ。 離婚はしたけど、そう思って、生きていけるあなたは、幸せだと思うよ。
離れてても、家族だね。 戸籍上は、別々だけど、でも、やっぱり、家族だね。
自分は、あの家族が、離れて暮らすことになっても、 それでも、互いが、相手を、信頼できる形まで、こぎつけることができて、 それが、とても、よかったと、思いました。
追伸
で、こっから、罵詈雑言(笑)
なぜ、徹朗は、銀行員に、戻らなかったのか? わたしは、現役会社員で、東さん演じる、昔の同僚に、近い考えです。 まぁ、中小企業の、へっぽこ社員ですが。
大企業が、そんなに、悪いのか? 出世が、そんなに、いけないことなのか?
勿論、そういうことだけじゃなくて、というのも、わかりますが、 徹朗が選んだ道は、どうよ? で、ございます。
”今までのキャリアを、生かしたい”
30前まで、銀行員一筋、で、大手銀行の課長代理まで、です。 あっさり、捨てられますかねぇ?
わたしは、大企業に勤めることを、否定しません。 出世欲も、否定しないです。 すごい、固定概念で、書かれているように、思うのは、気のせいでしょうか? それとも、わたしも、大事なものを、見失っている、不幸な人間なのかしらん?
追伸2
りんちゃん、いい子だぁ〜・・・。でも、いい子過ぎ。
子育てって、子供のわがままとか、そういうことも、ある気がするのです。 わたしは、てっきり、”ママと3人で、暮らしたい!!” と、 徹朗を、思い切り、苦しい気持ちにさせる、言葉とか、あると思ったのです。
そんなことを、考えてしまったり、したのでございます。 アレでは、徹朗も、面倒、見やすかっただろうな、とか。
子供って、理屈が、通らないから、なんだよ、コイツ、っていうくらい、 大人でも、ハラがたつことって、あるように、思えます。
って、ここらへん、育児を知らない女の、意見でしょうか? まぁ、自分は、他人の子供しか、知りませんし。 自分の子供なら、ハラも、たたないのでしょうか? 超疑問。
追伸3
”お父さんの、大事な人だよ”
別に、徹朗の恋の行方、なんて、興味ないのです。マジメに。 あそこは、親子3人で、久しぶりに、お食事、が、絶対、よかったなぁ〜。
”りんが、学校でね、こんなことが、あったのよ” ”へー、そうなんだ。りん、すごいなぁ!”
かなこさんが、りんちゃんのことを、徹朗さんに、話しながら。 離れていても、家族、っていう、そんな感じで。 困ったときは、オレに相談して、って、でも、それって、 日頃の、コミュニケーションも、絶対、大事だと思いますから。
あぁ、この家族は、書類上、家族じゃないし、離れて暮らしているけど、 でも、きっと、うまくやっていくだろうな、とか。 そういう予感を、与えてくれるような、ラストが、ほしかったです。
かなり、不満。本気で、不満。
ゆら先生は、必要な役だと、思います。 徹朗のことが、好きになっても、勿論、かまわない。 でも、もう少し、アドバイザーな役に徹しても、よかった気がします。 徹朗との未来は、また、別のシーンで、暗示的なことでも、よかったような・・。 もし、じゅりちゃんなら、ゆら先生に、もっと別の結末を、与えると思います。
ゆら先生が、みつけた、大事なものって、なんだろう? それは、単に、ひとりの男なのだろうか?
”彼女は、なぜ、あんなに、子供のこととか、わかるのでしょうか?” ”それは、彼女の両親も、また、離婚しているからです”
徹朗が、ゆら先生のお友達と、話をするシーン。 じゅりちゃんには、どうしても、ゆら先生が、独身なのに、そうして、 あそこまで、的確なアドバイスができるのか、ぜんぜん、わからなかったです。 なぜなら、じゅりちゃんも、ぜんぜん、わからないからです。
でもって、今もって、会えないでいる父親に、会いに行こうと、決心する、とか。 すげー、単純(笑) 今、思いついただけなのですが、こんな感じです。
”じゃ、今度は、僕が応援します”
そんな感じで、徹朗との関係も、また続いていく、というような。 それくらい、ぎりぎりの線で、あっさり感でも、よかったように、思えます。
ほんと、どうして、最後に、親子3人じゃ、ないんだろう? まったく、意味が、わからない。
”なにが、りんにとって、大事なことなのか?”
それを、離婚している夫婦とはいえ、真剣に考えれば、半年に1回くらい、 3人で、会食する、という結論になっても、いいと思うのです。 かなこさんも、徹朗の顔を見るのもイヤ! って、感じじゃ、ないようですし。
すごい、不満。めちゃくちゃ、不満。
おまけに、ほんとに、会社での、視聴率、高し。 だから、いろんな人の感想を聞し、求められるけど、これまた、不満。
途中から見始めた人も、多いのです。徹朗が=いいパパ、くらいから。
”あれは、奥さんが、悪いと思う。絶対、悪い”
どっちが悪いとか、そういうことじゃ、ないと思うんだけど。
でも、しょうがないです。脚本が、そういう書き方に、なっちゃっているから。 意図してないかもしれないけど、でも、そんな展開だし(泣) そういう感想になっちゃうのも、仕方がないよね・・・。
”そうですか? 自分は、半々くらいだと、思いますけど”
と、笑顔での、ささやかな抵抗は、怒涛の勢いで、否定される。 くさなぎって、すげーよな、は、とても、うれしいのだけれど、 わたしゃ、不満なんだよ〜。わーん!
”すっげー、よかったよ。おもしろかったよー”
そうですか? そりゃ、出演者全員、とても、いい演技だったと、思いますが、 ドラマとしてみれば、脚本が、片手落ちだったように、思ってるぞ、わたしは。 あぁ、でも、そんなこと、クチが裂けても、言えないぞ〜!!
”僕の生きる道も、とっても、いいですよ。ぜひ、ビデオを借りてくださいね”
ばかやろー。僕の生きる道の方が、だんぜん、よかったよ。 あれは、生きる、ということも、勿論だけど、 夫婦、ということも、描かれていた、まさに、脚本の勝利だと、思ってる。
不満、不満(笑)
つよしくんの演技もよかったし、りんちゃんも、すごく、よかったし。 ゆら先生も、かなこさんも、お父さんも、お母さんも。
とても、丁寧に、描かれていたのに、なんで、最後は、他人かな? ほんと、徹朗の恋の行方なぞ、どーでもいいんじゃい、で、ございます。
でも、まぁ、その一部分を除けば、(ソコが大事、とも、思いますが) それ以外では、非常に、すばらしいドラマだったと、思います。
そういうワケで、いい仕事だったね、って、感じも、勿論ありますので、 また、次回のドラマに、期待したいと、思っております。
出演者のみなさま、お疲れ様でございました。 DVDの発売も、楽しみにしております。(結局、買うんだよ・ほほほ)
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