Juliet's Diary
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side street の yokoさんのお誘いで、吾郎様の舞台を、観劇いたしました。
はっきり、言いましょう! 吾郎様が、見たいのか? それとも、yokoさんに、会いたいのか? それは、もう、じゅりちゃんマニアの方なら、ご存知ですよね。
もう、いそいそと、準備をし、行きの電車の中では、 なにを、お話しようか? 真剣に、予行練習を、致しました。
去年の、オーラス時に、初めて、お会いしたとき。 緊張してしまい、あまり、お話が、できませんでした。
”また、来年・・・・”
最後に、交わした約束より、少しだけ、早い、再会。 それは、吾郎様の活躍を、意味するものでした。 ほんとうに、うれしい限りで、ございます。
”サインしてください・・・”
懲りない、わたしだね。パンフレットを、買ったのは、そのためさ。 でも、やはり、吾郎様のお写真に、yokoさんの、サイン・・・。 それは、わたしにとっては、宝物。
幕間に、頂いた、その、サイン。
”見て! 吾郎ちゃん! yokoさんに、サイン、もらっちゃった! いいでしょうー!”
思わず、そう、声を、かけたくなる。 yokoさんに会って、吾郎様の仕事を見て、サインもらって、また、吾郎様・・。 こりゃ、最高の、一日だと。 すばらしい、yoko&吾郎様デーだな、と、感激、致しました。
ここより、多少ネタバレ、吾郎様の舞台感想。
不思議な、役どころだなぁ、と。 ものすごく、浮いている。なじんでいない。 最初は、吾郎様が、ヘタッピなのかと、思ってしまう。 一体感が、みえないのです。
でも、気がつくと、もう、幕間。 真剣に、見ていたようです。
少しづつ、舞台が進む。 次第に、吾郎様が、あの中に、溶けてゆく。
でも、決して、一体感のない、その存在。
そして、最後に。
”あぁ、そういうことか・・・”
町田青年以外にとって、あの空間は、あたりまえの日常。 でも、町田青年にとっては、捜し求めた、場所。 だから、彼は、その空間の、最初からの、作成者では、ない。 あくまでも、そこへ、突然、飛び込んできた、人。
戸惑いながらも、楽しみを見つける、彼。 それでいて、マイペース。
”縁日、行かない?” ”日焼けするから” なんて、言っておきながら、”夕方は?”
最後に、ぜんぜん、ナゾじゃない、町田青年の、過去。 ”ハタから、見てれば、そりゃ、楽しそうに、見えるでしょうよ”
主役なのに、ぜんぜん、脇役的な、町田青年。 やっと、意味が、わかる。
彼の一ヶ月。 それは、彼にとっては、異文化の中への、逃避行。
日の出荘を、出た彼は、またきっと、普通の生活に、戻るだろう。 でも、精神的には、前と、違う。 心の中に、あの異文化への、ノスタルジーを、秘めながら。
吾郎ちゃんが、あの中で、ひとりだけ、浮いて、見えた、その理由。
最初は、吾郎ちゃんって、演技、へたっぴ? と、催眠とか、陰陽師とか、見てたくせに、思ってしまった。
でも、話が進むにつれ、少しづつ、溶けてゆく。 しかし、決して、同化しないのは、彼が、そこ本来の、住人ではないから。
それが、脚本による、よさなのか、それとも、彼の演技力なのかは、 じゅりちゃんには、よくわからない。そこまで、彼を、よくしらない。
3回目のコールで、ひとり、舞台へ。 その姿は、町田青年でなく、稲垣吾郎。
舞台上を、ばたばた走り、屋根の上で、セリフを叫ぶ。 しかし、気管に、ツバでも、つまらせたか? ひっくりかえるような、それも、大きいとは、言いがたい、声で。 本人も、キャストも、客席も、異変に気づき、大笑い。 その時の、若干の、テレ笑いは、吾郎ちゃん。
あぁ、吾郎ちゃんじゃなくて、町田青年なんだ・・・。
同じ人なのに、他の人のように、思える。 役者さんの、すごいところ。同一人物が。別の人に。 一枚板の上で、同じ時間に、別の人。
”おもしろかったなぁ〜・・・”
いつまでも、いつまでも、拍手をしていたい。 でも、じゅりちゃんは、稲垣吾郎を、全身で、感じ取れたとは、言い難い。
舞台中。となりに座っている、yokoさん。 真剣に、吾郎様のお仕事を、みていらっしゃいました。
”つよしくんを見ているとき、自分もこういう顔を、しているのだろうな・・”
”おもしろかった。たのしかった。吾郎ちゃん、よかった!”
でも、きっと、きっと、彼には、まだまだ、魅力が、あるはず。 じゅりちゃんが、見えていない、吾郎様の魅力。 となりに座っていた、yokoさんには、見えている、その魅力。
”あぁ! 吾郎様の、次のお仕事、はじまらないかな!”
早くも、期待に、胸を、ふくらませて。
”もっと、彼のことが、知りたい・・・”
容姿だけに、興味があるワケじゃ、ない。 知りたいのは、彼の、人間としての、魅力。仕事人としての、実力。
多少は、わかっている、つもり。 でも、その先のことは、つよしくんほど、思いがまわらない。 思いに、差があるのは、仕方がない。 比べることなど、出来ないほどに、吾郎様と、つよしくん。
でも、やはり、観る前より、興味が、でる。 ”吾郎ちゃんの、次のドラマとか、はじまらないかなぁ・・・”
お誘い頂きまして、ほんとうに、ありがとうございました。 吾郎様の魅力を、わたしに、教えてくださるのは、 やはり、いつでも、あなたであると。
”じゅりさんに、見てもらいたいの!”
たった、数十センチの差なのに、座る席で、譲り合い。
一度だけ、観劇中に、yokoさんの、横顔を。 やはり、外側の席で、よかったな、と。
yokoさんの、視線の先に、吾郎様。
その目で、見るものを、わたしも、見てみたい。 yokoさんが、見ている、その吾郎様の魅力を、 わたしなりの、視線で、探してみたい。 つよしくんと、同じくらい、吾郎様を、知ってみたい。
吾郎様の、ピースを、今日、ひとつ。 yokoさんから、贈られた、そのカケラ。
いつの日か、つよしくん程では、なかったとしても。 わたしなりの、稲垣吾郎を、探してみたいと、思いました。
今日は、お誘い、ほんとうに、ありがとうございました。 次は、もうすぐの夏に、また、お会いしましょう。
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