Juliet's Diary
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いや、すまんです。期待して、クリックした方、ごめんなさい。 産経新聞に、つよしくんの記事は、これっぽっちも、載ってません。 一応ですが、”SMAP”で、検索をかけてみましたが、見事に、1件だけ。 慎吾ちゃん、大河ドラマ主演の記事、だけでした。
産経抄、という欄がある。評論、とでも、いいましょうか。 各紙のトップの下の方に、ある、記者の方が書いている、細長い欄。 産経新聞のそれは、産経抄、と、言います。
保険屋のおばさまが、時折、配る、各紙のコラム、寄せ集めコピー。 朝日、毎日、読売、日経、そして、産経。 大きな出来事では、5紙、全てが、それを、扱っていたりしまして、 各紙の論調を、見比べるには、最適であります。
その中でも、ピカリと光る、この産経。朝日とは、対極にあったり、致します。 それゆえ、じゅりちゃんは、産経が、お気に入り。 自宅は読売ですが、日経は会社で、産経はネットで、チェックしています。
そして、今日。産経は、イラク問題について、書いてありました。
先日の、じゅりちゃんの日記。 お読み頂いた方には、おわかりかと、思いますが、 じゅりちゃんは、絶対戦争反対、には、同調していません。 しかし、当たり前ですが、戦争が、キライであることは、 充分、おわかり頂けると、思います。
じゃ、フセインさんは、どうでしょうか? ブッシュさんは、どうでしょうか?
彼らだって、他の国で、戦争が起き、多くの民間人が、亡くなれば、 ”かわいそうに” と、きっと、思うでしょう。 ”戦争はすきですか?” と、尋ねれば、”キライだ” と、答えるでしょうし、 それに、ウソはないと、思います。
国家元首として、戦争をすれば、国費を浪費し、民衆の反感を買い、 そりゃ、避けて通れれば、それに越したことはない、と、考えているはずです。 彼らだって、ひとりの人間、ですからね。
しかし、今。実際に、攻撃が、起きている。 ジハード。聖戦。 じゅりちゃんが、唯一、知る、アラビア語、でしょうか? 悲しいですね。
バグダット住民は、銃火器を保持し、アメリカ軍に、対抗するらしい。 ベトナム戦争でも、そうだが、住民がゲリラ化すると、 戦闘員と、非戦闘員の、区別がつかづ、結局、殺さざるえない。 自分に、銃を向けているのが、ほんの少年だろうとも、 殺さなければ、自分達が、殺されるからだ。
アメリカは、石油を確保したいとか、そんなことを、テレビでも、言っているが、 そんなことより、やっぱり、あぶないヤツは、放置できない。 独裁政治で、国民を縛り付けていることも、許せない。
でも、戦争は、イヤなんだよね。 敗戦国に、生まれた身としては、なんとしてでも、避けたいと、思う。
それでも、でも、”絶対戦争反対!”とは、叫べない。
世の中には、とんでもない、悪人もいて、 人を殺しちゃたり、盗んじゃったり、する人。絶対、いますよね。
それなのに、”犯罪はやめよう!”と、叫ぶだけで、身を守れますか? おうちにカギをかけたり、警察が取り締まったりして、防御しますよね。 通報だって、状況によっては、市民の協力も、大事なことです。 みんなの安全ですから。みんなの努力で、成り立っているのです。
平和も、同じです。 ”平和”とは、叫ぶだけでは、絶対、手に入らない。 具体的に、なにかを、しなければ、いけない。
まさかに、相手が、核兵器を、持っているから、ウチも持って、 お互い、にらみ合っていれば、しばらくは、大丈夫、なんて、 そんな、冷戦時代のようなこと、言う人は、いないと、思います。 ”そういうのは、危ないから、よせよ” と、交渉するしか、ないですよね。
でも、でも、それでも、ダメだったら、どうします?
”戦争反対!”
テレビからは、相変わらず、そういう声が、流れている。 アメリカの芸能人も、そんなことを、言っている。 日本でも、そういう発言をする、有名人も、いるらしい。
それらに、対して、どこか、納得のいかない、気持ちを、持ちながら。 ”言っているだけじゃ、平和は、手に入らないぜ” そんな、気持ちを、持っておりました。
では、どうすれば、いいのか? それは、たかだか、一介のOL、じゅりちゃんには、わかりません。
しかし、今日の、産経抄!
そうだよ、そうだよ。 ナニかが、足りないと、思っていた。 ”戦争反対!”には、ナニかが、足りないと、思っていた。
我々が、平和を、手にするには、すざまし努力が、必要だ。 そして、今、我々が望むのは、アメリカの進軍を、止めることではない。 アメリカが、進軍を止めたとしても、事態は、ぜんぜん、かわらない。
だから、我々が、ほんとうに、望むものは。
そう。このこと、なんだよね。
戦火の中の、イラクの人に。テロに怯えるアメリカに。 そして、北朝鮮との問題を抱える、我々、日本人にも。
結局は、こういうことを、望んでいるのだと、思います。
産経新聞 2003/03/25 産経抄 は、コチラ
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