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2003年01月07日(火) 僕の生きる道(第1話)

朝の、めざまし番宣は、早起きし、出勤前に、鑑賞。

びっくりするくらい、きれいな顔でした。
”寝正月でした” の、効果を、物語っていました。
同じ、寝正月(風邪っぴき)だったわたしとは、エライ違いです。
さすが、芸能人。お顔は、商売道具、ですものね。
おモチも、たくさん、召し上がられたようですしね。
(いっぺんに、8個、じゃ、ないよね?)

”みなさま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます”
わたしは、あなたの、そういう、きちんとしたところが、大好きです。
もちろん、わたしも、テレビ前で、ご挨拶。正座していて、よかった。

”吾郎ちゃんが、ドライヤーの手を止めて、見ていた”
ほんとうに、いつでも、手放さないんですね〜。
しかし、その例えが、一般視聴者に、理解できるかは、不明。
大塚さんなど、わかって、くれたのでしょうか?


”とても、いいドラマになっていると、思います。
ぜひ、みなさん、見てください”

笑顔でなく、真面目な顔で、あなた。気合がね、感じられました。
もう、数週間先を、収録していると、思いますが、自信が、見えました。
とても、期待できそうです。
寒いですが、ハラマキしながら、がんばってほしいものです。



して、本放送、開始。

実は、最初の方の、少々、コミカルな感じが、とても、気になりました。
最初から、おもーく、しないように。
そして、今日のラストで、つよしくんの演技が、ひきたつように、
なのでしょうが、少しだけ、? でした。

特に、実家に、電話をしようとしている、シーン。
あそこでの、右手で電話、は、不要のような・・・・。
しかし、それが、彼が雑誌で語っていたような、
イマイチ、現実味が、感じられていない、を、表しているのでしょうか?

ここらへんは、いくら、FANとはいえ、
役者くさなぎつよしとも、監督とも、わたしは別人ですので、
意見が違うな〜、と、感じてしまいました。


また、学校のシーン。あまりに、手抜きな風景に、びっくり。

今時、生物の教師が、図解説明を、板書で、するか?
15年前の、おんぼろ校舎で、公立の我校でさえ、OHPを、使用していたぞ。
進学校とは、とても、思えない。
生物、という、実験の多い教科は、普通、特別教室で、行うでしょう。
いわゆる、生物室。ホルマリンの臭いが、ぷんぷんする、あそこです。

それも、ウニの受精、なんて、冬にやってて、模試、間にあうのか?
1学期には、終わっているぞ。
わたしも、生物の受精に関する教材は、ウニ、でした。
なぜ、多くの中から、ウニを選んだのか、非常に疑問で、よく覚えています。
定番、なのでしょうね。センター試験の傾向も、変わっていないのでしょうか?

更に、つよしくん。 板書が、遅い。
そんな、ちんたら、書いていたら、授業時間が、終わっちゃうじゃん。
とても、教師暦5年以上には、思えない。進学校の教師には、見えない。
でもしか先生だとは、思いますが、私立校なら、いくらなんでも、クビでしょう。

更に、閑散とした、職員室。全教科の人数、揃ってない。
科目別の準備室も、ないのでしょうか? 普通、先生は、そこにいるぞ。
更に、矢田亜紀子さん。
国語教師、と、雑誌に紹介されていたが、高校で、国語、教師?
現国、じゃ、ないのでしょうか? すごい、不思議です。

いろいろ、並べましたが、ドラマですし・・・。
でも、すっごい、気になる。あまりに、おかしすぎる。
あれだけは、どうしても、気になって、仕方がなかったです。
つよしくんが、欠勤で、自習、って、代理の生物教師、いないの?


ものすごい疑問で、前半1/3、終了。
そして、告知後の、つよしくんへと、話は、移りゆく。


ほうけた、表情。ひとは、つよい衝撃を受けると、思考が低下するらしい。
とても、とても、いい演技。微妙な、緊張感が、そこはかとなく、漂う。

そして!

タマゴを投げつける、つよしくん。
噴き上げるような焦りが、一気に、彼を、襲う。


忘年会?で、ひとりで、別室で歌う。
どうして、ボクじゃ、ダメなんですか?


”ウソなんです。ほんとうは、ビール、飲んでいたんです”

投げやりで、自暴自棄。ひそやかな、狂気。
薄い、笑顔が、ほんとうに、怖い。


病院に、乗り込む。自分の人生を、振り返り、正当化する。
そして、彼の混乱は、更に増し、来週は、自殺志願、でしょうか?


"28年も、生きてきたのに・・・・”

ひとり部屋で。
まだ、ダレにも言えないで、カップ麺を、すすりながら。


”28年も”
いや、まだ、28年。もっと、若くして世を去る人もいるが、
それでも、当人にとっては、まだ、28年。

あふれかえるような、後悔。でも、もう、時間がない。
自分が、なのために、生まれてきたのか?
そして、なにも成さずに、死んでいくのか?

涙で、赤い、目。カメラ目線で、こちらを、見ている。
しかし、彼が見ているのは、自分の過去。そして、ふがいない、今の自分。


つよしくんの演技に、圧倒されながらも、それでも、重い。

”30年、生きてきた。後悔、していないか?”
つよしくんも、きっと、何度も、自身に、問い掛けたであろう、
この問いを、自分に、してみる。


”してるさ、そりゃ・・・・”

どうしようもなく、落ち込んだ。
わたしには、今のところ、まだ、先があるようだが、
それでも、失った30年を思うと、空恐ろしい、あせりが、襲ってくる。

これから、3ヶ月。
ドラマの中の、つよしくんのように、前向きに、なれるか?
それは、春の足音が、聞こえる頃に。
それまで、いっしょに、つよしくんと、歩いてみようと、思います。


少し、考えた。
”つよしくんは、現状、幸せなのだろうか?”

アイドル史上、トップクラスの、人気グループに属し、
彼、自身も、こうして、主役を演じたり、個人の活動も、順調に、思える。

でも、ほんとうのところは、本人にしか、わからないのでしょうね。
どんなに有名スターでも、それが、不幸の原因、だったりした方も、あります。


”だからね、じゅりさん。それは、自分にしか、出せない答え、なんだよ”

そのようですね。真面目に、考えます。
それが、演じ手のあなたの、幸せにもなるであろうし、
わたし自身の、幸せにも、なるのでしょうから。


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