コピンの観察日記


2002年05月21日(火) 子宮蓄膿症の再発


土曜日からご飯も食べず部屋の隅っこにじっとして過ごすようになったから、
「あ、またか・・・」って思って様子をみていた。

初めてのヒートの時もそうだった。
急にご飯を食べなくなり、洗濯機とお勝手口の狭い隙間に一日中寝て過ごした。
私はその意味がわからず様子を見ていたら、数日で普段のコピンに戻った。
その後別のことで病院に行った時「そう言えばこの前・・・」って先生に話すと、
「はは〜ん、偽妊娠だね〜」って。
ヒート中は散歩も気を使って他のワンコに会わないようにしてたのにね。

おっぱいが出たりご飯を食べないくらいならまだいいんだけど、
2年前の夏は大変なことになってしまった。
お盆休みの真っ只中に出血してしまい、慌てて病院へ駆け込んだ。
子宮蓄膿症。
かかりつけの病院が休みで別の病院に行ったんだけど、そこで言われたこと。
「今すぐ子宮を取りましょう。このまま預かります。」
初めて会った先生にそんなこと言われても・・・大事な娘なんだよ。
抗生物質だけもらって逃げるように家に連れて帰った。
いつもの病院が開くのを待って診察してもらい、結局は注射で治してもらった。
子宮を取るということ、卵巣を取るか残すかということ、
いろんな説明を受けて結局は様子をみようということにした。

昨日のお昼頃、息が荒くなりそわそわし始めたから、「いよいよ出産?!」って見守っていた。
でもコピンの症状は偽妊娠だけじゃなかった・・・
いきなりの大量出血。
病院に駆け込みエコーや血液検査をしてもらう。
前科があるので、ほぼ確信してた。とりあえずは注射をしてもらって帰宅。
それからが大変だった。私が背中を向けるとキューンキューンって鳴きだす。
そわそわして落ち着かないし相変わらず出血はひどいし、寝てくれない。
そんなコピンを抱きしめながら私も泣いてしまった・・・
産室のように落ち着く場所があれば・・・と思い、しまい込んでたバリケンを出す。
タオルをたくさん入れてやると、出産前の巣作りのように必死で掘って丸くなる。
一晩中あえぎながら鳴くコピン・・・痛かったよね。かわいそうに。
前回よりも出血が多くて辛そうで、見てるのが辛い。

今日また診てもらって、結局今回も黄体ホルモンを抑える注射で治療してもらうことにした。
昨日から丸一日かなりの膿が出てしまったから、かえってよかったのかもしれない。
緊急に子宮摘出しないと命にかかわるという状態は避けられた。
また再発するかもしれないけど、取ってしまうのは抵抗がある・・・
今はまだ私の中で「できるだけ自然のままで生きてもらいたい」って気持ちのほうが強いから。
避妊手術の良し悪しもちゃんとわかっているつもりだけど・・・今はまだ・・・

今はただ、早く元気になっていつものお茶目なコピンに戻ってもらいたい。
何にもしてやれないけど、出来る限りそばにいて見守っててあげるから。
頑張って。ちゃんとここにいるから。


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Ecrit par こりん [HOME]