夜勤明けに思いに耽る |
突然の出来事。
睦月の卒1時のプリセプターであり 超仕事が出来、かつ患者様の近くにいる 先輩看護師Sさんが 長期休業に入られました・・・。
理由はとある患者様との関係。 その先輩がいつもどおり深く優しく 患者様家族にかかわった結果。 その患者様家族は彼女に対し 多大な信頼を寄せると同時に 同じチームの一部の看護師を皮肉るようになり、 その全てが彼女にぶつけられていきました。
チームのメンバー自体は彼女をとがめることはしませんでした。 彼女の仕事への熱心さや、気持ちを良く知っていましたから。 おそらく、病棟の誰もが彼女のことを尊敬する部分があったはずです。
そうしている間に、さすがのSさんもその患者様家族の 訴え、思いがあまりにも大きく、重すぎたため、 耐え切れなくなってしまったのです。 その上に他のスタッフとの比較対象となっていることを知り、 それにも苦痛を抱いていたのでした・・・。
今の私たちには状況を打開する手立てはなく 彼女は長期休業せざるを得なくなったのです。
私ももちろんいまだに尊敬しているSさんなので いきなり休業となったことで さすがにショックでした。 彼女なら何だって乗り越えていくんだろうな、 そう思っていました。
人間誰にだって限界はある。
当たり前のことです。 が、当たり前と認識するにはちょっと時間がかかりそうです。
話は変わって。 いま自分には大切に思う人がいます。 すごくわがままで、いうことの聞かないこの私を それでもやさしく包み込む人。 ですが、無理をさせすぎているのかな、 って思うときがあります。 そう思うだけならまだいいのですが、 「自分がいなければ、この人はこんなに無理しなくてもいいのに」と 思わずにいられない自分がいるのです。
いまだにどうしていいのか・・・結論が出ません。
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2006年08月01日(火)
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