静かなる零への回帰録...翔人

 

 

私を助けてくれた人 - 2004年06月08日(火)

昨日、ある人と完全に絶縁した。
もう考えるのも嫌なので考えないことにする。
その人間のために、泣いた、悩んだ、心配した、私が馬鹿を見た。
人生なんて振り返りながら生きていくものだよ、とは担当医の弁。
全く、その通り過ぎて笑ってしまう。


気が付いたら、すっ飛ばしてましたね。
もう通院して薬飲むようになって一年ですか、私。
初診は5月27日だったから。
その日だけは一生忘れられないだろうな…。
泣いたんだ、確か。物凄く。止まらなかったんだ。
誰にも言えなかったから、誰にも相談はしてなかったし。
誰が私を救えるっていうの?って。
そんな感じで生きてましたから。
いや、正確には生ける死人か。

覚えている限り、私を助けてくれた人。

父。
家庭内での私のカウンセラー担当。
弱い娘でごめんね。大学やめてごめんね。
でも解ってくれてありがとうね。
いっぱい話聞いてくれてありがとう。

祖母。
私を受け止め、介護してくれた。
腕いっぱい切ってごめん。
ガラス割ってごめん。
オーバードーズして心配かけた。
今の私の姿を一番喜んでいてくれる。
ありがとう。

翆蓮。
もう一人の私。
気が付けば傍にいて、私を見つめていた。
辛いときは泣き出しそうな顔で。
苦しいときは凛と。
今でも一番好きよ、翆蓮。

松田悟志。
この人抜きは生きられなかった。
生きる目標だった。
遠いけど近かった。手が繋げると思った。
空っぽだったけど、そこに存在している唯一の存在。
今も変わらず、追い続けています。


覚えている限りではこんなもの。
私を引き摺り出してくれたもの。


今日、隣の店の子と話をした。
鬱病、7年か5年か。
私は3年。
治らないよねって話をした。
今でも不安だよねって。
苦しいねって。

彼女、高校のとき学校に馴染めずに行かなかったら、
机が廊下に出されてたって。
クラスの人間ぶっ殺してやりたい。
どうして居場所を奪うんだ。
なんで存在を消すんだよ。
話聞いてて、悔しかった。
今は素敵な人と巡り合って一緒に暮らしてるらしい。
幸せになってほしいな。


私たちは苦しんだ分だけ幸せになれると思ってもいいですか。
私たちはこの生き地獄から、いつか抜け出せるのだと、
そのとき、笑っていられるのだ、真の笑顔でいられるのだと思っていいですか。
悲しかったから、誰よりも幸せが欲しい。
苦しかった…。


笑って話しかけてきてくれる人がいる。
大事な仕事仲間だっている。
きっと幸せだよね。
一年前の私よりは。



ここを見ているあなたも、陰ながら私を助けてくれていたのかも知れない。
ありがとう。私は一年前より幸せです。
目標がある。夢がある。笑顔がある。
だからきっと幸せです。


::::::::::::::::::::::::

小学生の殺人事件に関して少し。

偉そうなコメンテータの言葉も、キャスタの思わせぶりな口調も、
全部彼女を貶めるための罠だ。
誰だって傷くらい抱えてるんだ。
私だって殺そうと思ったもん。夢にまで見たもん。
それを抑えられる理性が、きっと未だ幼くてなかっただけだと、
私は思いたい。

遣る瀬無い思いでいます。

私は彼女の味方になりたいな。

生きてね。


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home