時をかける少女 - 2004年06月02日(水) 本当に偶然なのです。 あなたがまた記憶の中に姿を刻むことになろうとは、 私だって予想なんてしていませんでした。 祖母が突然取り出してきたそれは、 あなたがくれたビーズのブレスレットでした。 無くして、捨てられたと思っていたのに。 どうして今になって出てくるの。 こんなに切ないことが、あるなんて。 メールを送ってもいいですか。 読まれなくてもいいんです。 私の自己満足です。 私はそうやってしか生きられない人間なんです。 どうして思い出だけが、こんなにも鮮烈に鮮明に蘇ってくるの。 あなたは時をかける少女。 -
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