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2002年08月22日(木) 月光浴

夜、久々に屋根に登った。
明日が満月なだけあって、月は丸かった。
登ったばかりの月はオレンジ色。
月の光で空は明るくて
星は四つ程しか見えなかった。

イップクしながら寝転がる。
デジカメを連れて来てたから月を撮る。
やっぱ綺麗に写らねぇなぁ。
一眼レフとかがいいよなぁ。
古いカメラもいい。ぅん。

しばらくじーーっと月を眺める。
ってか、
月の模様って顔みてぇだべ?
昔からよく
「兎は月で餅つきを。」
って云うけど
ありゃ顔だろ。
すんげぇ切ねぇ顔してる。

仏壇がある部屋ってご先祖さんの写真が飾ってあるけど
あの写真をじーーっと見つめると写真の中の人が喋りだすんだよ。
ひいばぁちゃんとかが。
それと同じで月もじーーっと見つめると喋りだす。
ずっと俺等に話しかけてるのかなぁとか考えたり。

聞こえねぇよ。
もっとこっちに来いよ。
って思ったけど、実際あの顔で側に来られたら怖いかもとか思ったり。(謎
何が云いてぇんだろ。とか考えたり。
凄く重大な事を教えてくれてるのかも知れないけど
聞こえないものはしょうがない。
RPGでMOONってゲームがあるんだけど
その雰囲気っぽい。
因みにこのゲームお勧め。笑

突然二カッて笑う。
怖いくらい二カーッて。
周りの光がモヤモヤになったり
顔が黒くなったり。
目が起こす錯覚。
分かってるけど不思議で面白い。

どのくらい時間が経ったのか分かんないけど
月は昇って白い光になった。
顔もボヤけて良く見えない。
もぅこちらに喋りかけてるのかも分からない。
今日のお喋りはココまで。
また月の聞こえない独り言に付き合いに行こう。


mocco